24日、韓国メディアによると、韓国の政府世宗庁舎内で模擬爆弾が爆発した。テロ攻撃などに対応するための政府施設の訓練だったのだが、庁舎の防護はあっさりと破られてしまった。資料写真。

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2016年6月24日、韓国・京郷新聞によると、韓国の中央省庁の一部機能が首都ソウルから移されている世宗市の政府世宗庁舎内で模擬爆弾が爆発した。テロ攻撃などに対応するための政府施設の訓練だったのだが、庁舎の防護はあっさりと破られてしまった。

政府世宗庁舎では20〜23日の4日間、「侵入訓練」が行われた。外部の人間が敷地の塀を乗り越える、また他人の身分証を使って侵入した場合の防護体制を点検するための訓練で、結果、防護に大きな穴があることが分かった。22日午前、侵入者役を任された軍特攻隊員3人が事前に受け取っていた入構証を使い7棟法制処の地下駐車場から侵入、海洋水産部長官室まで支障なく進み、模擬爆弾を爆発させることに成功したのだ。当時、他の建物の駐車場には防御隊員がいたものの、要員不足で7棟入り口には人がいなかった。また入構証があったため、入り口のカードリーダーも侵入を防ぐ役には立たなかった。

韓国では今年4月、ソウル市内の政府庁舎に公務員試験の受験生が忍び込み、自身の試験成績を操作していたことが発覚し大きな問題となっていた。そして今回の訓練により、政府庁舎の守りの弱さが改めて浮き彫りとなった。

これに、韓国のネットユーザーがさまざまなコメントを寄せている。

「この政権は大統領から末端の公務員までねじが抜けちゃってるよ」
「こういう訓練を繰り返しやって日常化すべきだ。それから、安保・警備の責任者には必ず処罰を」
「失業者がこんなに増えてるのに要員不足?」

「青瓦台(韓国大統領府)以外の警備は全部いいかげんだよ。その気になればテロを起こせない場所はないくらい。まさに自由の国・韓国だ!」
「侵入者役の特攻隊員にはご褒美に休暇を!」
「安保第一と言ってる政府がこれか」

「この政府の不正・腐敗・無能は底が見えない」
「ため息しか出ない」
「“ヘル朝鮮”はもともと大問題が起こってから目を覚ますシステムだから、誰か本物の爆弾を投げるとか、散弾銃を乱射するくらいしないと対策が立てられることはない」(翻訳・編集/吉金)