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●お尻まわりを効率よく引き締める「ヒップリフト」
夏に水着を着こなすために、気になるパーツの部分ヤセをお届けする本稿。これまで、「二の腕やせ」編・「お腹やせ」編・「太ももやせ」編をお届けしてきた。最終回となる今回は「お尻やせ」編。「フィットネス&ストーンスパ モデノ阿佐ヶ谷」のトレーナー・佐藤慎哉さんに、後ろから見られても恥ずかしくないヒップラインの作り方を教えていただこう。

○お尻やせのポイント

ヒップラインは、やせている人でも垂れ具合いやメリハリのなさが気になったり、やせたいと思っている人であればボリュームが気になったりと、何かと自信を持ちにくいパーツかもしれません。いろいろトライしてみたものの、思うような効果が得られなかったという方も多いはず。今回は、そんなお尻を引き締めるポイントを分かりやすくお伝えします。

今回紹介するのは、「ヒップリフト」と「ヒップエクステンション」。どちらも簡単でありながら、効果的にお尻を鍛えられるエクササイズです。

ヒップリフトは、お尻の筋肉を集中的に鍛えるエクササイズ。お尻を持ち上げる簡単な動作ですが、続けることでヒップラインが上がり、垂れ尻やたるみが改善されます。

ヒップエクステンションは、四つんばいの姿勢から脚を上げ下げするエクササイズ。主にお尻を鍛えながら、太ももや身体の中心といわれるコアまでバランスよく鍛えられます。程よくボリュームがあって若々しいヒップラインを目指して、頑張ってみてください!

○「ヒップリフト」のやり方

1. 膝を90度ぐらいに曲げて仰向けになり、足はかかとだけ床につけ、太ももにはタオルを挟みます。腕は、手のひらを下にして体の横に置きます。
2. 内ももでタオルをしっかりと挟みながら、肩から膝が一直線になるまで2〜3秒かけてゆっくりと腰を持ち上げていきます。その後、3〜4秒かけてゆっくりと腰を下ろしていき、お尻が床に着く直前で再び腰を持ち上げていきます。

回数: 10回×3セット

○内ももを締め、肩とかかとで全身を支える

太ももにタオルを挟むことで、内ももの筋肉を刺激することができ、骨盤の奥の方まで効いていきます。また、肩の端とかかとだけで全身を支えるのもポイントです。かかとで床を押すイメージで腰を持ち上げてみましょう。

○肩から膝まで一直線をキープ

肩の端とかかとだけで全身を支えて、肩から膝までが一直線になるように、背筋を大きく張りながら行いましょう。

○上級者は"椅子のせ"にトライ!

かかとを床ではなく椅子に置くと、負荷が大きくなります。脚が安定した椅子を使って挑戦してみてください。

続いて、太ももと身体のコアにも効く「ヒップエクステンション」を紹介します。

●お尻・太もも・股関節を引き締める「ヒップエクステンション」
○「ヒップエクステンション」のやり方

1. 手足を肩幅に開いて四つんばいになります。このとき、肩の真下に手、お尻の真下に膝がくるように構えましょう。
2. 膝の角度を90度に保ったまま、足の裏が天井を向くところまで片脚を上げます。2〜3秒かけてゆっくりと上げたら、3〜4秒かけてゆっくりと1の姿勢に戻ります。反対の脚も同様に行います。

回数: 左右各10回×3セット

○ふくらはぎは床に対して垂直に

脚を上げるときに、ふくらはぎがお尻側に倒れないように注意。ふくらはぎが床に対して垂直になること(膝の角度は90度)を意識して脚を上げましょう。

○足の裏が天井を向くように

脚を上げるときに体が左右に開いてしまうと、お尻の筋肉が使えないだけでなく、腰を痛める原因にもなってしまいます。ふくらはぎが床に対して垂直になり、足の裏が天井を向いているのが正しいフォームです。

○あごを上げない、背中を反らない

脚を上げるときは、目線とあごも一緒に上がらないように注意。また、反動を使って脚を上げると背中が反ってしまいます。頭から膝まで、なるべく一直線になるようにキープしましょう。

○楽ちんな人はバッグをプラス!

脚の上げ下げだけでは10回楽々できてしまうという人は、バッグを足の裏にかけて行ってみましょう。基本動作は同じですが、バッグをかけることで負荷がつきます。このときも、あごを上げないこと、背中を反らないことと、膝の角度は90度を保つことを意識しながら行ってください。

○おわりに

今回紹介したエクササイズは、簡単で誰にでもできる動作ですが、ポイントを押さえて行うことがしっかりと効果を出すコツです。理想のヒップラインを目指して、続けてみましょう!

さて、「水着を着る日までのカウントダウン」をテーマに、全4回にわたって部分やせエクササイズをお届けしてきました。いかがでしたか? 「海に行く予定を入れちゃったのに、忙しくてなかなかジムに通えない……」。そんな悩めるビジネスパーソンの方に、ぜひ実践していただきたいものばかりです。この夏、最高の思い出を作るためにも、自宅でこっそりトレーニングを頑張ってみてくださいね!

○記事監修: 佐藤慎哉(さとう・しんや)

学生時代に勤めていたフィットネスクラブの先輩トレーナーや自身のケガを懸命に処置してくれたトレーナーに影響を受け、トレーナーを志す。2009年よりパーソナルトレーナーとして活動開始。現在は東京都杉並区阿佐ヶ谷の駅前に構える「フィットネス&ストーンスパ モデノ阿佐ケ谷」にてジムトレーナー、パーソナルトレーナー、スタジオインストラクターとして活躍中。巷にあふれる間違ったトレーニング法やダイエット法を正すとともに、流行ではなく、いかにベターな選択をし続けるかを大切にし、個のお客さまにとってベストな指導をすることに全力を注ぐ。

(須藤妙子)