21日、中国広西チワン族自治区玉林市で恒例の「犬肉祭」が始まった。この伝統行事に国内外が関心を寄せる中、新華網は「犬肉祭に変化が生じている」と指摘する記事を掲載した。写真は犬肉祭。

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2016年6月21日、中国広西チワン族自治区玉林市で恒例の「犬肉祭」が始まった。今年もこの伝統行事に国内外が関心を寄せる中、新華網は「犬肉祭に変化が生じている」と指摘する記事を掲載した。

中国で犬肉は滋養強壮や血液の循環を整える薬剤として古くから珍重されてきた。同市の犬肉を食べる習慣は明(1368〜1644年)の時代にさかのぼり、夏至に合わせて行われるこの行事では犬肉と果物のライチを食べる。

今年も例年同様、犬肉を求めに市場にやって来る買い物客の姿が途切れることはない。ただ、これまでと違うのが処理の現場だ。市民の前で堂々と処理する光景は以前より減り、ある市民も「犬肉を食べる人は少なくなった。ただ、面倒を嫌って自分たちが食べる分だけ処理する業者もいる」と話す。現地で毎年抗議活動をしているという愛犬家の1人は「業者は販売に消極的になってきた。供給量が減ったため、昨年は500グラム十数元(1元は約16円)だったが今年は20元以上で売られている」とコメント。別の活動家も「多くの人が動物を大切にするという考えを受け入れるようになってきた」と語った。(翻訳・編集/野谷)