日中国際マーケティングセミナーがこのほど韓国ソウル市内で開催された。韓国メディアの亜洲経済の中国語電子版はこのほど、日本と中国の専門家がそれぞれの国に進出している韓国企業に対して鋭い批評を加えたと伝え、「韓国製品は価値と文化理念が欠けている」と報じた。(編集担当:村山健二)

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 日中国際マーケティングセミナーがこのほど韓国ソウル市内で開催された。韓国メディアの亜洲経済の中国語電子版はこのほど、日本と中国の専門家がそれぞれの国に進出している韓国企業に対して鋭い批評を加えたと伝え、「韓国製品は価値と文化理念が欠けている」と報じた。

 記事は、同フォーラムにおいて、日本企業の関係者が「韓国製品は消費者に特徴を印象付けることができておらず、3年前から現在まで製品に対するイメージに変化がない」と指摘し、「5年後もおそらく変化していないだろう」と述べたことを紹介した。

 また、フォーラムでは「韓国製品の質は高いが、製品とブランドイメージを売っているだけ」であり、消費者を満足させる価値を備えていないとの指摘もあったと紹介した。

 続けて記事は、近年の中国市場における激しい競争を指摘したうえで、韓国製品のように「単調で特徴のない」製品は生き残るのが難しいと主張、多くの中国人が日本で買い物をするのは韓国製品に特徴がなく、日本製品に特徴があるためとの見方を示した。さらに、中国人消費者が豊かになるにつれ、自分のニーズを満たしたいという欲求も高まっていると指摘し、「韓国の対中輸出は初期においては相対的に高かった品質によって成功を収めたが、消費者の需要の変化に追いついていない以上、市場から淘汰されてしまう」可能性があると危機感を示している。

 記事が指摘しているとおり、中国市場における変化は極めて速い。日本を訪れる中国人旅行客の爆買いの対象が変化し続けているように、日本であれば何年もかかる変化が、中国ではあっという間に変わってしまうイメージだ。数年前まで中国で苦戦を強いられていた日系車がここのところ好調なのも、好調だった韓国車が急に不振になったのも、中国市場の変化の速さを示す事例と言える。中国市場で生き残るためには中国人消費者の需要の変化と同じ速度で企業も変化する必要があるということだろう。(編集担当:村山健二)