お金というものは、幸福の必須条件ではないにしても、役に立ってくれることは確かです。最近の研究で、大切なのはありのままの自分に忠実であることだ、ということが示されています。

その研究とは、ケンブリッジ大学のSandra C. Matz氏がPsychological Science誌に発表したものです。7万6千件以上に及ぶデータを集めた結果、物やサービスを買うことで人が幸福を得られるのは、その購買行動が自分のパーソナリティに合致している場合のみであることが判明したのです。

さらに同研究では、パーソナリティに合致した購買行動のほうが、総支出額や収入よりも幸福度に対して強いつながりをもつこともわかりました。つまり、消費する金額や収入額よりも、正しいお金の使い方をすることが大切なのです。

ここで言う正しい使い方とは、嘘偽りのない自己表現として購買行動をするということです。流れに身を任せて品物を買っても、満足感は長続きしないでしょう。


Money Buys Happiness When Spending Fits Our Personality | Psychological Science via Greater Good Science Center

Patrick Allan(原文/訳:コニャック)
Photo credit: Benjamin Forrest via Visual hunt / CC BY