結婚も夏休みもストレス!? 「ストレッサー」知らずのハッピー女子への道

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ストレス、と聞くと、仕事へのプレッシャーや人間関係のゴタゴタ、うまくいかないダイエット……等など、とにかくネガティブな事象が浮かびますよね。

でも私達人間は、思いもよらないことでもストレスを感じているのです!  一見幸せに思われる、あんなことも実はストレスだった……あなたは大丈夫!?

■ストレスの原因“ストレッサー”は、ハッピーな場面でも発生しうる

“ストレッサー”って聞いたことがありますか? ストレスの原因になっているものを指す言葉です。

その多くは、冒頭で述べたようなネガティブなできごとに起因すると考える人が多いでしょうが、どうもそうとばかりは言えないようです。

『ゼロからはじめる心理学・入門 人の心を知る科学』(有斐閣)では、「人生における大きな出来事(ライフイベント)によるストレス度を測定」した表を掲載し、こう述べています。

<これを見ると、必ずしも悲しいことばかりがストレスをもたらすとは限らないようだ。引っ越しや就職、さらに結婚のようなおめでたいイベントでさえ、ストレスをもたらしている>

そうなのです。そのストレス度を測った表には驚きの結果が記されていました。

■“結婚”と“病気”はストレス度合いに大差なし、という衝撃

例えば、近い人間の死や自分自身の怪我や病気、離婚、はたまた服役など……「そりゃそうだろうなぁ」と思う項目のストレス度は総じて50以上の高い数字。

しかしこの中には、「え! これもストレスになるの?」と少し意外に思うような項目も挙げられていました。

例えば……、

<・結婚→50  ・妊娠→38 ・入学または卒業→26>

ちなみに「自分の怪我や病気」という項目のストレス度は、53。結婚と病気のストレス度に大差がないなんて……複雑な気持ちになる人と納得する人、両方いることでしょう。

さらにこんな項目も。

<・金銭状況の変化→38  ・睡眠習慣の変化→16  ・食習慣の変化→15>

2つ目まではともに“減ってしまった”ことを考えると納得。食習慣に関しては一見、疑問に思ってしまいそうになりますが、例えば“ダイエットを始めた時”と考えると、こちらも納得です。

興味深いのがこんな項目。

<・長期休暇→13 ・クリスマス→12>

“楽しいイベント”の代名詞ともいえるこんなことも、少なからぬストレスとなっていたなんて!  驚くと同時に、頷いてしまった人もいるのではないでしょうか。

■ストレスを感じない人もいる!? あなたもなろう、楽観主義者

ここまで見てみて、「全ての項目に納得」という方と「私はどれにもストレスなんて感じない」と思った方、と千差万別だと思います。

そう、ストレスの感じ方は人それぞれ。そう考えると、一つの解決法が浮かんできます。

同書はこう続きます。

<同じ出来事であっても人によってそれをストレスではなくチャンスととらえ、やる気を起こすこともある。(中略)ある出来事をストレッサ―に仕立てているのが自分の考え方だということは、考え方さえ変えれば、その出来事をストレッサ―と見なさなくて済むかもしれない。>

つまり、例えばこういうことです。

<試験の成績が悪かったとしても「今回たまたま、国語の試験の時だけ、風邪をひいていた」ためと考えることで自尊心の低減や抑うつ気分が生じることを避けやすいと考えられる。>

先述の「私はどれにもストレスなんて感じない」と思った方は、まさにこう思えるタイプなのでしょう。同書でいう<楽観主義的考え方>です。

では、逆に多くの項目に頷いてしまった方は、ストレスに耐えていくしかないのか?  もちろんそんなことはありません。まずは楽観主義者の“真似事”から始めてみましょう。

おすすめなのは、あなたの身近な楽観主義者・ハッピーウーマンやハッピーマンを観察してみること。普段は「能天気だなー」と呆れ気味に見ていた方も、同じような発言をしてみることで気持ちも変わるかもしれません。

以上、意外なことで感じていたストレスと、その対処法についてでしたが、いかがでしたか?

何事も考え方一つ、なんてよく言ったもの。楽しい場面にすらストレスが潜んでいるなら、ストレッサーを自ら作らないように、ほんの少しだけでも心掛けてみたいものです。