22日、スマートフォンの使用が増え読書量が減ったことにより、韓国の子どもたちの国語力が低下したとの分析が出された。資料写真。

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2016年6月22日、韓国・聯合ニュースなどによると、スマートフォンの使用が増え読書量が減ったことにより、韓国の子どもたちの国語力が低下したとの分析が出された。

ソウル市教育庁学術大会の資料に掲載された「学業習熟度変化の原因分析研究」によると、韓国の中学3年生の国語習熟度の平均は昨年16.6点で、12年と比べ1.5点下がっていた。また中3生の月平均の読書量を換算した点数(1冊も読まない場合0点、7冊以上は7点)は昨年2.1点で、12年の2.23点から若干ながら下がった。これに対しスマートフォンの利用を換算した点数は昨年2.68点、12年には同項目の調査がなかったため比較できないが、読書量の点数よりも高かった。

研究陣は結果について、スマートフォンの普及などの影響で生徒たちが本や新聞などに触れる機会が減り、長文を読み内容を正しく理解する国語力が身に付いていないと指摘した。

これについて、韓国のネットユーザーは次のようなコメントを寄せている。

「ウェブ漫画のコメントを見ても分かるよ。作家が少しでも複雑なことを書くと、内容を理解できないと訴えるコメントが大半を占める」
「国語よりも数学や英語を重視して教える学校にも、一定の責任があると思う」
「中学生にもなると本を読むより勉強をしろと言われるからね」

「確かに最近になって、多少長い文章を誤読したり、そもそも長い文は読まなかったりする人が増えた」
「本に書かれている文章は正しいが、SNSやネットの文章はだいたい正しくない」
「子どもだけじゃない。30代の会社員が業務メールで毎日のように誤字のメールを送ってくるのを見ると、深刻な社会問題だと感じる」

「造語でギャグを作る応用力は上がってるはず」
「ちゃんと勉強した人かどうか、書く文章で分かる」
「最近ネットの掲示板で少しでも長い文を書くと、『長文虫』『説明虫』と非難される」
「国語力はもう底を打ったと思う。むしろ今問題なのは悪口じゃないかな。最近の子どもたちは悪態が口癖みたいになってるよ」(翻訳・編集/吉金)