22日、韓国国家人権委員会は韓国の小・中・高校で使われる教科書の内容に人権配慮の側面からみて改善すべき点が複数あると指摘した。写真はソウル。

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2016年6月22日、韓国国家人権委員会(人権委)は韓国の小・中・高校で使われる教科書の内容に人権配慮の側面からみて改善すべき点が複数あると指摘した。韓国・聯合ニュースなどが伝えた。

人権委が教育専門家に依頼し各学校の社会・道徳・国語などの教科書90種について分析した結果、登場人物の男女の「量的」なバランスは取れているものの、「質」の面で不均衡があることが分かった。例えば、登場する男性(男子児童・生徒)の性格がたいてい不道徳で礼儀がないのに対し、女性(女子児童・生徒)は模範的で親切な性格に描かれている場合が多い。

また人権委は、アフリカやイスラム圏に関する記述の多くが「貧困」や「紛争」「摩擦」「不安定」「原始的」といったイメージと結び付けられている点についても指摘した。

人権委はこの研究結果を基に、教育関連の公務員や教科書の出版関係者などを招き23日に開くワークショップで改善を呼び掛ける計画だ。

これについて、韓国のネットユーザーがさまざまなコメントを寄せている。

「僕は違うけど、男の友達はだいたいそういう面があるね」
「当たってる」
「事実を反映した結果だと思う」

「これは本当に直さなきゃいけない問題。このままだと女性はちょっとしたミスでも責められるのに、男性は『男だから仕方ない』と許されることになる」
「いっそのこと女性専用と男性専用の街を別々に造った方がいいと思う。そうしたらいろいろ問題が減るはず」

「教科書だけじゃない。テレビだって、男は分別がなく悪いやつ、そして女はその犠牲者だと決めつけてる。これも男女差別だ」
「女性アナウンサーはみんな若くてきれいだけど、男性アナは年を取ってる上にブサイクが多い」

「ドラマの中でも、浮気をするダメ人間の役は全部男だ」
「実際に礼儀正しい男性はほとんど見つからない」
「そういう教科書の執筆者の大多数が男というところが笑える」(翻訳・編集/吉金)