23日、参考消息網によると、欧州委員会は22日、中国による鉄鋼の過剰生産に関し、新たな制裁措置を取る可能性があると表明した。資料写真。

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2016年6月23日、参考消息網によると、欧州委員会は22日、中国による鉄鋼の過剰生産に関し、新たな制裁措置を取る可能性があると表明した。生産量の減少が見られないことを理由に挙げている。

世界最大の鉄鋼生産国である中国の年産量は、欧州連合(EU)加盟国の生産量の総和を大きく上回る。欧米諸国は世界的な鉄鋼業界の危機が中国の過剰生産によるものと非難。「各国で起きた製鉄所閉鎖、労働者の大量リストラの責任を中国に負わせるべき」との声が上がった。

これを受け、中国政府は2020年までに1億5000万トン規模の減産を目指すと表明したが、EU側の期待には合致していないもよう。モゲリーニEU外務・安全保障政策上級代表ら関係者は「中国の一部産業で起きている過剰生産はEU域内の同業者に巨大な困難をもたらしている。EU加盟国にとって最も懸念されるのは中国製鉄鋼のダンピング問題だ」「中国が適切な措置を取らないのであれば防御的な経済制裁を他の分野に広げる可能性がある」などと指摘した。(翻訳・編集/野谷)