実家が近かったらなぁ!働くママが「実家近居ママ」に抱く複雑な思い

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午後1時半に予約した予防接種のために会社を休んだり、午後2時の職場で「さぁ、これから追い込みだ!」という時に保育園からのお迎え要請のTELがあった時、頼れる親類が近くに誰もいないママはこんな風に思うのではないでしょうか? 「あぁ、もし頼れる家族が近くにいたらなぁ……!」と。

今回は、保育施設や小学校の父母会、少年団・子ども会を通じて、様々な年代のママとの交流を持つ筆者が、実家が遠いママが“実家近居ママ”に対して抱くことがある3つの感情をお届けしていきます。

■夫があてにならない働きママほど、実家の近い近居ママがうらやましい気持ちに……

子どもが流行のウイルス性胃腸炎と診断された! 数日間の出席停止を命じられたけれど、どうしてもやらなくてはならない仕事がある。夫に「今日休めない?」とお願いしても、「ムリ、ムリ」の一点張りで結局ママが休むことに……。

そんな時、ママは会社の同僚に電話ごしで、仕事を頼むことになります。場合によっては、休んでいる期間の仕事を同僚に押し付けたような気持ちになり、だんだんと次回の出勤日がだんだん憂うつになっていくこともあるでしょう。

「1日でもいいから、実家に預けて出勤できたなら! あぁ、実家の近いママはいいなぁ」と思ったことがあるママは少なくないのではないでしょうか。

■「えっ残業するの? なるほど、実家パワーね」ちょっとだけ意地悪な気持ちになることも

職場では、働くママ同士、お互いの子どもの発達や、仕事と育児の両立の悩みを共有しやすいもの。ところが、近い立場にいるふたりだからこそ、“自分とは異なる点”にも意識が向きやすくなるんです。

「先輩は、上履き袋、手作りしました? 子ども寝た後にミシンかけるの面倒だな……」

「いや、うちは“ばあば”が全部作ってくれたよ〜」

「先輩のうちは、今日の夕飯何にしますか?」

「今日は、実家の母におまかせの日なの」

こんなやり取り、きっといろんなシーンでよく繰り広げられているのでは?

片方のママが実家の母の手を借り、家事や育児のサポートを受けながら、残業をしている姿を見ると、「あぁ、あの人がいつも余裕があるように見えるのは、そういうことなのね」と、嫉妬の混じったちょっとだけ“意地の悪い気持ち”を抱いてしまうこともあるかもしれません。

■「私は実家には頼りたくない! いろんな制度を使って乗り切ろう」と割り切るママもいる

実家が近いことが“羨望”を集めるばかりではありません。実母は、たいてい遠慮なく娘にモノを言い、娘との“境界線”を見失っていることがあるからです。

「あなた、だらしないわね。これじゃ子どもがかわいそうよ」「私の頃は、こうだったのよ」と、叱ったり、苦労話をしたり、同じ苦労を強要したり、先回りしてママの家事の意欲を奪ったり……。

手伝ってもらうのはいいけれど、娘が結婚しても過干渉で、孫に過保護な実母に悩むママも決して少なくありません。

「私は、実家と離れているくらいがちょうどいい」というスタンスのママもいます。

以上、実家が遠いママの心に時々ポっと表れる“モヤモヤ”についてお届けしましたが、いかがでしょうか?

平日の昼間、中国人が多く住む街を歩いたことがありますが、ベビーカーを引いているのはおばあちゃんばかり! 中国では、祖父母が孫の面倒を見て、パパやママは仕事に出ることが珍しくありません。日本でも今後、実家の手を借りながら働くママは増加していくでしょう。

家庭には頼れる存在がいるのは、本当に心強いものですが、実母ならではの“遠慮のなさ”によって心が疲れているママも少なくありません。

実家が遠くて時々悩んでしまうママは、地域のサービスやママ友、パートナーの手を借りながら、子どもが一番手のかかる時期を乗り切りたいものです。