メーンディッシュの付け合せのイメージが強い野菜だが

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【たけしの健康エンターテインメント!みんなの家庭の医学】(テレビ朝日系)2016年6月14日放送
「名医が認めた医食同源SP」

日本人の死亡原因第1位の「がん」。年間およそ37万人の人が亡くなり、その数は年々増えているという、恐ろしい病だ。

そんながんへの予防効果が期待できる野菜がある。それも、胃がんや大腸がん、乳がんまで、様々ながんを予防する可能性を持つという。

毎日食べれば抗酸化力がアップ

気になる野菜の名前は「クレソン」。「イソチオシアネート」という栄養素を含む、アブラナ科の野菜の一種だ。

イソチオシアネートとは、野菜に含まれる辛味成分の一つで、体内に入ると抗酸化物質を大量に作る。増えた抗酸化物質が全身の細胞内にある有害な活性酸素を無毒化し、がんの発生を抑えると考えられている。

がん研究の世界的権威である「国際がん研究機関」(IARC)の発表でも、「ブロッコリー、キャベツ、クレソンなど、アブラナ科野菜ががんのリスクを減少させる」と指摘されるほど、効果が期待できる野菜なのだ。

中でもクレソンは、100グラムあたりのイソチオシアネートの含有量がアブラナ科野菜の中でダントツに多い。1日にどれくらい食べたらよいのか、現時点では明らかになっていないが、定期的に摂取すれば効果が期待できると考えられている。ただ、過剰摂取が腎機能障害を引き起こすという報告もあり、食べすぎには要注意だ。

ギョーザに混ぜご飯、天ぷらにしてもおいしい

付け合わせに使うイメージが強く、調理法がわからない人も多そうだが、クレソン農家では「クレソン入りギョーザ」「クレソンのサラダ」「クレソンを入れたスープ・みそ汁」「クレソンの混ぜご飯」「クレソンのおひたし」「クレソンの天ぷら」「クレソン入りグラタン」などなど、レシピは様々だ。

番組では、毎日食べているクレソン農家の28〜81歳の6人の、血液中の抗酸化物質の量を測定した。すると、4人が実年齢の平均より多い数値に。特に49歳の女性は20歳の平均よりも遥かに高い数値が出た。クレソンを日々食べることで、がん予防につながる抗酸化力を上げた可能性がある。