中国メディアの人民網日本は20日、日本のオタクはすでに死んでいるのか?というテーマについて論じる記事を掲載した。(イメージ写真提供:(C)Sean Pavone/123RF.COM)

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 中国メディアの人民網日本は20日、日本のオタクはすでに死んでいるのか?というテーマについて論じる記事を掲載した。

 記事は2013年の日本国内のアニメ市場規模は2428億円に達していたと紹介。一部資料によれば14年の規模は前年をさらに上回り、1985年当時と比較すると約10倍にまで市場規模は拡大している。

 しかし日本のオタク文化について詳しいある評論家が、「オタクはすでに死んだ」という見方を示していると記事は紹介。「オタクとは極めて大きな自主性を持ってオタクの美を創造、共有、伝えようとする人々」と定義しているが、評論家によれば家でアニメを何日か見るだけでオタクを名乗ることができる今日、以前のオタクの精神はすでに継承が途絶えており、それゆえに同評論家は「オタクはすでに死んだ」と主張していると説明した。

 つまり同評論家に言わせれば、本来オタクとは文化を創造できる極めて積極性のある人びとを指し、作品を享受するだけで満足する受け身型の人びとではないのだろう。実際、この評論家は自らアニメ制作会社を立ち上げるほどの積極性と創造性を発揮したようだ。今日オタクと称する人々にこうした精神が欠如していることを評論家は指摘している。

 最近、中国のアニメ産業の成長が著しいという報道を見聞きするようになったが、仮に前出の評論家の指摘が正しいとすれば、いつか中国のアニメ産業が日本を追い抜くということもあり得る。中国から生まれたアニメ作品が日本人の心を捉えるようになったとき、それはもしかしたらその後に生じる大きな変化の兆しであると言えるかもしれない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:(C)Sean Pavone/123RF.COM)