学生の窓口編集部

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女子大生のみなさんは、肌荒れや肌のくすみに悩むことはありませんか? 女性にとって肌のトラブルというのはどうしてもついて回る悩みですよね。毎日化粧をするということもあって肌があれてしまう事が多く、急にニキビやそばかすなどのトラブルが発生することも多くあります。そんな時に活躍するのがコンシーラーです。今回はコンシーラーの正しい選び方や活用術をお伝えします。

【コンシーラーはどんな色がいいの?】

コンシーラーはファンデーションの上から付けることで肌のトラブルが見えないようにする、「カバー化粧品」です。ただ、その性質上、しっかりと色があっているものを選ばないとコンシーラーを使っていることが外から見え見えで、カバー化粧品としてはあまり役立たないものとなってしまいます。そのため、どんな色を選ぶのかが大きなポイントの一つとなっているのです。

色選びのポイントとなるのは、基礎化粧に使っているファンデーションの色との相性です。ファンデーションよりも濃い色を選んでしまうと、コンシーラーの方が浮いて見えてしまうので良くありません。なので、必ずファンデーションよりも少し薄い色を選ぶようにしましょう。これが基本のコンシーラーカラーとなります。ただ、場所やトラブルの種類によってはまた違った色のコンシーラーが活躍することもあります。場合によって違う使い方を見てみましょう。

■シミやそばかすに

シミやそばかすを隠したいという場合には、ファンデーションと同じ色のものを選択するのが良いでしょう。肌の色に比べて濃い色を隠したいわけですから、明るい色でカバーしようしとても透けてしまうことがあります。

■クマを隠したい

表情の印象を大きく変えるのはやっぱり目ですよね。目の周りにクマがあると、それだけで印象が悪くなってしまいます。クマを隠したいという場合には、どんな色のクマなのかによって使うコンシーラーの色が違ってきます。

寝不足などによる青いクマなのであれば、オレンジ系を、年齢からくる茶色いクマなのであればイエロー系を選ぶのがポイントです。それぞれの色をカバーしやすいので見えにくくなります。

■ニキビを隠したい

ニキビを隠したい場合には、色よりもむしろ肌に対するダメージを考えるのが良いでしょう。ニキビは直接ダメージが蓄積している場所ですから、さらに肌に負担が掛かるようなコンシーラーを使うとどんどん悪化していくことが考えられます。

【コンシーラー活用術】

では、実際にコンシーラーを使う場合に知っておきたい、活用術について紹介します。コンシーラーを活用する際のポイントとなるのが、どんなタイプのコンシーラーを使うのか、ということです。コンシーラーには色の他にもタイプわけがあり、それによって使う場所やポイントというのが違ってきます。

■スティックタイプ

まずは、スティックタイプのコンシーラーについてです。ルージュなどと同じような形のもので、しっかりとした色付けを持っています。カバーできる範囲は狭いものの、ピンポイントなカバー力に長けています。

■リキッドタイプ

こちらは液体状のコンシーラーです。カバーする力自体はそれほど強くありませんが、薄く伸ばして使うことが出来るので広範囲に渡るトラブルを隠すのに便利です。また、肌に対するダメージも少なめになっています。

■クリームタイプ

クリームタイプはスティックタイプとリキッドタイプの中間的な特徴です。カバー力も範囲も両者の中間という感じになっています。柔らかい肌触りで、付けていても違和感がないのがポイントとなります。

たとえばシミやそばかすなどを隠したいならしっかり隠せるスティックタイプを、クマを隠したいなら目の周りに優しいクリームタイプを、というような感じで選んでいくのが良いでしょう。どこにでも同じものを使っているとかえって浮いてしまうことが考えられるので、周囲との相性を考えながら利用していくことがポイントとなります。

いかがでしたか? まだまだ肌のトラブルが少ないという年齢の大学生でも、急にトラブルが発生するということは少なくありません。特にニキビなどは生活習慣によって急に発生することが多いので、コンシーラーを用意しておかないと折角の化粧が台無しになってしまうことも少なくないでしょう。こういったものを一時的にカバーするのに使うようにしましょう。

ただ、これらはあくまでもカバーをするだけで、肌トラブルを根本的に解決してくれる、というものではありません。トラブル自体の解決は皮膚科に通うなどして、また別の方法を考えるようにして下さい。