22日、有名ブランド「ルイ・ヴィトン」から商標侵害で訴えられ賠償命令を受けていた韓国のトンダク(鶏の丸焼き)専門店「ルイヴィ・トン・ダク(鶏)」の店主に刑事罰が下されることになった。写真はルイ・ヴィトンのロゴ。

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2016年6月22日、韓国・ハンギョレ新聞などによると、有名ブランド「ルイ・ヴィトン」から商標侵害で訴えられ賠償命令を受けていた韓国のトンダク(鶏の丸焼き)専門店「ルイヴィ・トン・ダク(鶏)」の店主に刑事罰が下されることになった。

水原地検驪州支庁は22日、不正競争防止および営業秘密保護に関する法律違反容疑で、店主を罰金200万ウォン(約18万円)で略式起訴したことを明らかにした。店主は昨年7〜11月、京畿道内で「ルイヴィ・トン・ダク」の店名を掲げたチキン店を営んだ疑いが持たれている。また、「ルイ・ヴィトン」から訴えられた昨年11月以降は店名を「チャルイヴィ・トンダク」に変更したものの、引き続きブランド商標を使い続けたとされた。

店主は「ルイ・ヴィトン」による強制執行請求を不服として逆に訴訟を起こしたものの敗訴、結局はいずれの店名も使用を禁じられたのはもちろん、1450万ウォン(約130万円)の賠償金を「ルイ・ヴィトン」側に支払うことを命じられた上、今回さらに刑事罰を受けることになった。

賠償命令が下された今年4月、韓国のネットユーザーからは店主に同情する声が多く寄せられていたが、今回もネットでは同情票が集まっている。

「チキンを売って生活する庶民に対して厳し過ぎる。大企業ばかりがもうかる世の中なんだな」
「ルイ・ヴィトンが韓国にきちんと税金を払っているか調べるべき。商品の値段ばかり上げて、社会に還元してないんじゃないか?」
「笑って済ませればいいものを、訴訟までするなんて」

「これはあんまりだよ。ルイ・ヴィトンと同じブランド品を売るわけでもないチキン店に、ここまでする必要があるのか?」
「店主は悔しいだろうけど、韓国は自国民を助けてくれない。外国企業にばかり手を貸している」
「ほどほどにしてあげなよ。賠償金まで出させるなんて、ルイ・ヴィトンのイメージが悪くなるだけだ」

「ルイ・ヴィトンなんて絶対買わない。悪徳ブランドだ」
「店主が生活のためにやったことだし、大したことない。ルイ・ヴィトンの宣伝にもなっただろう」
「これは有名ブランドによるパワハラだと思う。広く話題にして不買運動につなげられないかな?」(翻訳・編集/吉金)