22日、香港英字紙サウス・チャイナ・モーニング・ポスト(中国語電子版)は「英国がEU(欧州連合)を離脱した場合、中国への影響はどれぐらい大きいのか」と題する記事を掲載した。

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2016年6月22日、香港英字紙サウス・チャイナ・モーニング・ポスト(中国語電子版)は「英国がEU(欧州連合)を離脱した場合、中国への影響はどれぐらい大きいのか」と題する記事を掲載した。

英国のEU離脱が決定した場合、専門家らは「中国の欧州進出への障害が増えるだろう。貿易、投資交渉の不透明性も高くなる」と予測。代わって中欧、東欧諸国が中国との経済的結びつきを強める可能性があるとみている。

経済学者は、英国がEUを離脱した場合、金融恐慌が起きる恐れがあると指摘。中国からの資本流出が加速し、人民元レートの下落圧力が強まり、中央銀行の通貨政策は大きな試練を経験するとみている。

長期的にみれば、中国は英国という後ろ盾を失うことで、EU域内での影響力を失う可能性がある。英国は中国と欧州諸国の投資協定締結に理解を示し、中欧との自由貿易協定の可能性についても前向きな研究を進めていたからだ。先日のメルケル独首相訪中の際も、中国は英国のEU離脱の可能性について懸念を伝えたとみられている。(翻訳・編集/大宮)