台湾・鴻海会長、「シャープ復活まで引退しない」  株主総会で意気込み

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(台北 22日 中央社)経営再建中のシャープ買収を決めている鴻海(ホンハイ)精密工業は22日、新北市の本社で株主総会を開いた。郭台銘董事長(会長、65)は、シャープ再建のために次期社長の戴正呉副総裁と毎日深夜まで働いているとした上で、これは2度目の創業であり、「シャープの復活に協力したい。目標を達成するまでは引退しない」と意気込みを語った。

郭氏は買収後、シャープが持つ特許や技術を活かした商品開発を行うことで、コスト削減にかかる期間を短縮するとしたほか、個人の業績に基づいた評価制度を導入する方針などを発表。不合理な仕組みは全てなくすとした。

戴副総裁は、シャープを経営するのに世界で最も適した企業は鴻海だと強調。鴻海はブランドはないが、技術の商品化に長けており、技術を持つシャープとは「相互補完性」が高いと述べた。

鴻海は今月中にも3888億円を投じて株式の66%を取得し、買収手続きを終える見通し。

(鍾栄峰/編集:杉野浩司)