21日、ロシアは同国のプーチン大統領が中国の習近平国家主席からの招待に応じ、25日に中国を公式訪問すると発表した。資料写真。

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2016年6月21日、ロシアは同国のプーチン大統領が中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席からの招待に応じ、25日に中国を公式訪問すると発表した。中国紙・参考消息(電子版)が伝えた。

ロシアメディアのスプートニクによると、中露首脳会談では両国の経済・貿易や投資、ハイテクから文化、相互信頼のあるパートナーシップなどあらゆる面について話し合うとみられている。特に数十億ドル規模となるモスクワ〜カザンのロシア高速鉄道建設プロジェクトへの調印についても協議すると予想されている。

しかし、香港紙サウスチャイナ・モーニング・ポストは20日、高速鉄道だけでなく、両国間の軍事同盟も拡大されると報じている。軍事同盟の強化は、ロシアにとっては欧米の対ロシア制裁に対応するものであり、中国にとっては南シナ海や東シナ海における領土紛争に介入する米国に対する抑止効果が期待され、アナリストは米国が朝鮮半島に高高度防衛ミサイル(THAAD)を配備することが中露の軍事同盟を推し進める格好になっていると指摘している。

その一方でロシア紙ニェザヴィーシマヤ・ガゼータは20日、プーチン大統領の中国訪問について、両国の専門家や政府関係者は中露首脳間の高度な政治的相互信頼をまったく疑っていないが、実際にはそうした水準に達するかどうか大きな疑問が残るとも指摘している。(翻訳・編集/岡田)