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DXアンテナは22日、4K・8K放送に対応した家庭用の45形BS/110度CSアンテナと、45形BS・110度CSアンテナセット2モデルの計3モデルを発売した。価格はオープンで、推定市場価格はアンテナ単体の「B453S」が11,800円、取り付け用スタンドやケーブルがセットになった「BC453SK」が12,800円、BC453SKにインジケーターが付属した「BC453SCK」が13,800円(いずれも税別)。

現在のBS/110度CS放送は、衛星から右旋円偏波で電波が送出されており、アンテナも右旋円偏波のみを受信する仕様の製品が多い。2018年開始予定の4K・8K放送は右旋円偏波の空きチャンネルを使用するが、将来的には4K・8K放送用に新たに衛星を打ち上げる予定となっている。しかし、新しい衛星からは、BS/110度CSともに左旋円偏波で電波が送られてくるため、従来のアンテナでは電波を受信できない。今回発売される製品は、左旋円偏波に対応するので、新たな衛星から送られてきた電波も受信できる。

BC453Sはアンテナ単体のモデルで、既存アンテナの付け替え用。アンテナ部分は反射鏡の表面を高粒子の光沢塗装とすることで、汚れがついても拭き取りやすくなっている。またアンテナのキャップ部分も改良されており、従来品と異なり無加工で使用可能。返しも付いているので抜け落ちにくい。アンテナの上下方向調整時に、適切な角度の目安となる日本地図もプリントされている。

BC453SKは、新たにアンテナを取り付けたい人向けに、アンテナ、取り付け用スタンド、ケーブルがセットになったモデル。BC453SCKは、アンテナの方向調整が行えるインジケーターが付属するモデル。通常の方向調整はテレビのレベル表示を見ながら2人で行うが、インジケーターを使用することで1人でも調整できる。

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