【ホルモン】未体験の“激ウマすぎホルモン”日本初上陸! 注目新店「オバルタン ジャパン」実食レポート【動画あり】

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ホルモン嫌いの男性はまずいないだろう。旨くて栄養があり、しかも安いとくれば、嫌いになる理由がない。けれど、煙がもうもうの店が多く、「彼女を誘いにくい」とお悩みの諸兄も多いと思う。

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片や、女性の隠れホルモニストも意外と多い。ところが、やはり煙が充満するホルモン焼き店は入りにくく、「女子会には不向きだ」と諦めていた人も多いはず。

女子会にもデートにも使えそうな、ホルモン焼肉店が5月上野にオープンした。

若い女性にも喜んで食べてもらえるホルモンを

「うちは煙がもうもうでもなければ、ホルモンが焼ける匂いもほとんどありません」と語るのは、『オバルタン ジャパン上野店』の金智弘店長だ。

この店では火力が強い備長炭でホルモンを焼くのだが、焼き網の真上に設置したフードで、立ち上る煙を速攻でシャットアウト。おかげで店内が煙であふれず、服や髪の毛に匂いが付く心配もほとんどない。

オバルタンはソウル市内に9店舗、その他韓国国内に8店舗、中国の北京にも1店舗を構えるホルモン焼肉の専門店だ。レストラン向けの雑誌を編集していた人が開業したという。

「おいしいものを食べ歩いた経験の中で、ホルモンを若い女性にも喜んで食べてもらいたいと思いました。そのためにもオシャレで、煙の心配がない設備にしたいと考え、強力なフードで煙を除去する方法を採用したと聞いています」

日本からわざわざ韓国に足を運ぶファンも多いことから、オバルタン ジャパン上野店をオープンしたというのだ。

どんな料理が食べられるのかわからなかったので、8000円のコースを頼んだ。

ナムル盛合せ、キムチ盛合せ、サラダ、幸せの特撰ホルモン盛合せ、和牛、ミノチャーハン、テンジャンチゲなどが登場する。

この店では、女性店員が焼き奉行を担当。ホルモンは焼きすぎると固くなる。そのため、焼き具合を確認しながら、専門スタッフが焼いてくれるのだ。
が、ただ焼くだけかと思っていたら、実はそうではないことがあとで判明した。何がわかったのか、後述する。

「特製ポッサムキムチも食べてみませんか。キムチは家庭で作りますが、宮廷料理の一種のポッサムキムチは作るのに手間がかかるため、買ってくるか、外食する機会が多いです」

店長にすすめられ、特製ポッサムキムチもオーダーした。

ミノは甘みもあり、まったく固くない!

白菜を1枚ずつはがして、塩漬けにする。それをミルフィーユのように重ねる際、ナツメ、タコ、エビ、オキアミの塩辛、季節によりリンゴや栗、ナシなどを入れたものがポッサムキムチだ。

ポッサムキムチも焼き奉行がキッチンバサミで切りわけてくれる。

キムチもポッサムキムチも自家製。唐辛子などの調味料は同じものを使っているようだが、ポッサムキムチは複数の素材を使うため、キムチと食べ比べるとより複雑な味わいが愉しめる。

先ほど食べたミノを細く刻んだものと、この料理専用に仕込んだカクテキを使っているという。
心地よい辛味があるミノチャーハンをテンジャンチゲ(汁物料理の一種)と一緒にほおばる。ミノチャーハンをたとえるならば、石焼ビビンバをミノとカクテキで作ったような料理だ。
至福の時間はデザートで終わり。

コース料理は8000円からだが、単品でも注文できる。
コース料理の中でもっとも感動した「至福の特上ホルモン」(テッチャン)は1800円、「幸福の特上ミノ」は2000円、「特上ミノチャーハン」は2000円だ。特製ポッサムキムチは2400円。

すべて2人前程の量があるので、ビールなどを飲んで食べても意外と安い。
女子会なら、それぞれ3人分ぐらい量があるかもしれない。

実はこの店はワインの種類も豊富だ。今度来たときは、これまで経験したことがない赤ワインとホルモンのマリアージュを愉しませてもらおう。

オバルタン ジャパン上野店は、ホルモニストでワイン好きの聖地になりそうだ。


オバルタン ジャパン上野店
東京都台東区上野2-12-9 金栄会館ビル 2F
03-5826-8429
16:00〜24:00(食事L.O.22:30、飲物L.O.23:00)
定休日:不定休