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API(Application program interface)は、システム連携という粋を脱して、データや機能の利用を広く公開することでビジネス連携を図ることができるため、近年注目を浴びはじめている。

クラウドコンピューティングを活用した事業戦略・企画開発を手がけるブリスコラは21日、このAPIをビジネス活用するための管理機能を提供するOSSの「Kong」の商用サポートを開始することを発表した。

「Kong」は、米Mashapeが開発したAPI管理システムで、OAuthやAPIキーによる認証、ACL(Access Control List)などのアクセス制御、トラフィック制御機能などビジネスで利用するには欠かせない機能を持つ。ブリスコラは、この「Kong」の技術サポートや保守などを組み合わせた商用サポートサービス「Briscola API Management(BAM)」をサブスクリプションモデルで提供する。

また、同社はKongの活用の積極的な推進と国内API市場の活性化を図るWebサイト「webapi.tokyo」を開設。開発者向けのドキュメントの翻訳、APIエコノミーやマイクロサービスなど関連するキーワードの解説を提供している。

導入事例の第1弾として、アサヒ電子の「睡眠データAPI(睡眠時間・深さの分析)」の設計・開発に「Kong」を導入したことも発表している。アサヒ電子では、医療・福祉施設向けに「睡眠モニタリングシステム」から得られたデータを、APIを介して医療機関やサービサーに提供する。これにより、睡眠データの高度分析や利活用に貢献できるようになる。ブリスコラでは、今後の展開としてKong用のGUI(Guraphical User Interface)を開発し、10月頃を目処に提供したいとしている。

(長岡弥太郎)