自動車部品大手のジェイテクトは、電動パワーステアリングに関する「操舵力補助装置のトルクセンサ故障時制御」で、愛知県発明協会主催による平成28年度愛知県発明表彰の愛知発明賞を受賞したと発表しました。

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今回の受賞技術は、車両向け機能安全規格ISO26262対応のために、センサやモータの安全対策が進んでいる電動パワーステアリングシステム(EPS)に関する技術です。

受賞技術のポイントは、電動パワステのトルクセンサの1つに故障が発生したときに、診断機能として瞬発トルクを発生させ、残りのトルクセンサ出力との入出力関係から異常を判断し、自律的に故障を検出するようにした点です。

この技術では、万が一の故障発生時に故障した部分を避けて安全動作を続けるようにした冗長設計で故障検出を実現し、搭載車両の安全性、信頼性を向上でき、特に自動運転などの高度運転支援分野で車両操舵の航続維持に貢献することが期待できます。

ジェイテクトは、世界で初めてEPS(電動パワーステアリング)の開発・量産に成功したパイオニア企業として、現在でも市場をリードし続けており、より良いEPSを供給して、安全で快適な環境に優しいクルマづくりに貢献したい、としています。

(山内 博・画像:ジェイテクト)

ジェイテクトが電動パワステの「トルクセンサ故障時制御」で愛知発明賞を受賞(http://clicccar.com/2016/06/22/380516/)