台湾の先住民パフォーマンスグループ、東京で公演  独特の価値観を伝える

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(東京 22日 中央社)台湾原住民(先住民)のパフォーマンスグループ「原舞者」が19日と20日、それぞれ台北駐日経済文化代表処台湾文化センター(東京都港区)と慶応義塾大学三田キャンパス(同)で、「海への記憶」をテーマにアミ族とプユマ族の音楽と舞踊を披露した。台湾文化センターの朱文清主任は、今回の公演により、日本の人々の台湾文化の多元性に対する理解促進を後押しできたのは喜ばしいことだと語った。

公演は文化センター開館1周年の記念イベント「台湾カルチャーフェスティバル」の一環として開催。原舞者のアートディレクター、懐劭・法努司氏は、先住民の音楽と舞踊が持つ台湾独特の島と文化の価値観を日本の観客に伝えられればと期待を示した。

慶応大での公演を取り仕切った同大アート・センターの森下隆氏は、鑑賞後、深い感動を受けたと話す。初鑑賞となるため、原舞者のパフォーマンスの背景などについても事前に学んでいたという。次回はもっと大きな会場を用意できればとし、同じく海を起源とする説のある秋田県男鹿半島の民俗行事「なまはげ」とコラボレーションさせたい構想も明かした。

(楊明珠/編集:名切千絵)