17日、BBCは中国がブレグジット(EU離脱の是非を問う英国民投票)に強い関心を抱く理由について解説記事を掲載した。英国のEU離脱は世界で注目を集める問題だが、とりわけ関心が高いのは中国だ。中国の政治指導者も財界関係者もEU残留を熱望している。

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2016年6月17日、BBCは中国がブレグジットに強い関心を抱く理由について解説記事を掲載した。20日、新華網が伝えた。

ブレグジット、すなわち英国のEU離脱を問う国民投票が23日に開催される。世界で注目を集める問題だが、とりわけ関心が高いのは中国だ。中国の政治指導者も財界関係者もEU残留を熱望している。

その理由は明々白々だ。中国のEU圏に対する投資はトップがイタリア、2位が英国だ。さまざまな分野に投資しているが、その前提は英国がEUの一部であること。英国を窓口にして欧州全体に投資するという構想がブレグジットによって破綻しかねない。

象徴的なのが英国でのベンチャー投資を手がける中国企業「コクーン・ネットワークス」を率いる宰承峰(ザイ・チョンフォン)氏の言葉だろう。「われわれが目指すのは中国と欧州の架け橋になること。中国の栄光の架け橋ではない」と語り、EU離脱が投資計画にとって破壊的なダメージになると危惧している。(翻訳・編集/増田聡太郎)