21日、韓国・国民日報は、韓国の中学生や高校生がインターネットのゲームなどをきっかけにギャンブルにはまっていく実態について報じた。写真はソウル。

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2016年6月21日、韓国・国民日報は、韓国の中学生や高校生がインターネットのゲームなどをきっかけにギャンブルにはまっていく実態について報じた。

京畿道の中学校に通うハン君(15)は、このところインターネットのギャンブルゲーム番組に夢中だ。自分がゲームに参加するわけではないものの、「誰かがお金を当てるのを見るとビビッとくる。競馬に行く大人の気持ちが分かる気がする」と言い、授業中にこっそり番組を見ることもあるそうだ。ソウルの女子高生ナムさん(18)は、どんな商品が出てくるか分からない「ガチャガチャ」に似たスマートフォンのゲームにはまっている。友人とともに、お小遣いのほとんどをつぎ込んでしまうことも少なくない。

彼らが楽しんでいるのは賭博に似たゲームであり違法賭博ではないが、こうしたゲームなどを入り口にギャンブルにはまる子どもたちが韓国で増えている。韓国賭博問題管理センターが昨年発表した「青少年賭博問題実態調査」によると、韓国には賭博中毒に陥った「問題群」の中高生がすでに3万人おり、賭博中毒に陥る可能性が高い「危険群」は12万人に上るという。専門家は「ゲームをする友達につられる仲間意識」や「どこでも違法賭博サイトにアクセスできるスマートフォン」が「幼いギャンブラー」を量産しているとし、多くの子どもたちが賭博を「違法」ではなく一つの「遊び」程度に考えている危険性を指摘した。

これについて、韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。

「めちゃくちゃだな」
「賭博は一度はまったら戻って来るのは難しい。人生の崖っぷちに向かう道だよ」
「幼い子どもたちまで…やっぱり地獄だ!」
「教室に防犯カメラを設置すべきだ。子どもの教育は幼い頃から親が責任を持たないと」

「この国が本当に心配」
「高校を卒業するまではスマホを一切使えなくする法律を作ってほしい」
「トルジャビ(1歳の誕生日祝いで、子どもが手に取った物から将来を占う韓国の行事)で子どもにお札をつかませるような国だからね」

「他に楽しいことがないから賭け事なんかに夢中になるんだよ。外で遊んでる子どもも全然いないしね」
「インターネットは生活の質を高めたけれど、陰には問題がいっぱいだ。大々的な規制が必要」
「この国はどこに向かうんだろう」(翻訳・編集/吉金)