17日、韓国政府は韓国の海岸線や北朝鮮との境界地域などを徒歩で巡るための散策路の整備計画を打ち出した。写真はスペインのサンティアゴ巡礼路を示す標識。

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2016年6月17日、韓国・聯合ニュースなどによると、韓国政府は韓国の海岸線や北朝鮮との境界地域などを徒歩で巡るための散策路の整備計画を打ち出した。

韓国政府はこの日、文化観光産業の競争力強化策を話し合う会議を開き、韓国の伝統市場や地域ごとの観光名所をつなぐ「コリア散歩道」を造成する計画を明らかにした。この散策路は韓国の東・西・南の各海岸線のほか、北朝鮮との境界にある非武装地帯(DMZ)付近のルートをつなぐもので、文字通り朝鮮半島の南半分を一周するもの。総距離は約4500キロ、世界的に名高いスペインの「サンティアゴ巡礼路」の3倍の距離となる。

造成は、地域住民や歴史・地理の専門家が参加する推進委員会を組織し、国民参加型のプロジェクトとして進められる。政府は散策路造成により国内外からの年間550万人の訪問客と総額7200億ウォン(約640億円)の経済効果を見込んでいる。

近年、韓国では徒歩旅行が人気を集めているという背景は確かにあるものの、この計画に韓国のネットユーザーの反応は冷ややかだ。

「どこの泥棒の口から出たアイデア?」
「まず大気汚染をどうにかしてからだろう。息が詰まってとても歩ける道になると思えないよ」
「まだ懐に入れる金が余ってるのか」

「そんなことはいいから経済を何とかして」
「誰かサンティアゴ巡礼路に行ったことがあるのか?サンティアゴの巡礼路は自然そのもの。人の手でいじっていないし、舗装もされていない。頼むから無駄な道を造って街路樹を植えたりするようなことはやめてくれ」

「サンティアゴ巡礼路が土木工事で造られたと思ってるのかな?」
「正気か?巡礼する対象もない所でなぜ?」
「まず韓国国民が楽しめる観光地でないと、外国人も楽しめない」

「事業を始める前に維持補修するチームを作っておくべき。今ある散策路だって厳しいのに、4500キロも誰が維持していくのやら…」
「サンティアゴ巡礼路は長いからいいってものでもないでしょ」
「ソウルから釜山まで10日かけて自転車で行った時も見る物がなくて退屈だったよ。それより長い距離を歩かせるなんて…」(翻訳・編集/吉金)