習近平主席のセルビア訪問の前日、中国華儀風能有限公司はセルビアの首都・ベオグラードに事務所を設立、同国の風力エネルギー市場に正式に進出した。資料写真。

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習近平主席のセルビア訪問の前日、中国華儀風能(風力エネルギー)有限公司はセルビアの首都・ベオグラードに事務所を設立、同国の風力エネルギー市場に正式に進出した。

習主席の今回の中・東欧諸国訪問は、双方の経済協力の更なる強化というシグナルを発しているとの見方が一般的だ。中国商務部(省)のデータによれば、中国企業はすでに中・東欧諸国で50億ドル以上を投資しており、その分野は機械、化学工業、IT、電気通信、家電、自動車、自動車部品、物流・貿易、新エネルギー、研究開発、金融、農業など多岐にわたる。投資の形式はM&A、グリーンフィールド投資、株式投資などだ。

双方の金融協力も絶えず強化されている。中国銀行はハンガリーとポーランドに支店を開設し、チェコにも拠点建設を計画している。中国工商銀行はワルシャワ支店を開設した。中国人民銀行はハンガリー(100億元)、アルバニア(20億元)とそれぞれ通貨スワップ協定を結んでいる。中国進出口銀行が発起した中国−中・東欧投資協力基金の一期(5億ドル)はすでに設立され、まもなく二期(10億ドル)が設立される見込みだ。国家開発銀行はハンガリーに10億ユーロの融資を行った。このほか、中国の中小民間企業3社がワルシャワ証券取引所で上場した。民間資源・投資会社の華信能源は中・東欧で銀行事業に参入する準備を進めている。進出口銀行などは、ハンガリーやブルガリアの銀行と与信あるいは転貸業務を展開している。

セルビア商工会議所顧問のVeljko Jovanovic氏は「投資、特に外国直接投資を誘致することは、セルビア発展の重点の一つ。現時点におけるセルビア政府の外資導入の重点は、インフラ完備、輸出品の付加価値と競争力の向上、雇用の促進であり、投資家には優遇条件を提供している。セルビアを訪れる中国企業がPPP(官民連携)などの新たな融資モデルによる協力を考慮することを望む」とした。(提供/人民網日本語版・編集SN)