20日、これまで最高となる50作品以上の日本映画が上映された第19回上海国際映画祭だが、いずれの作品もほぼ満席で、チケットが驚きの高値で取り引きされるほどの人気となった。写真は授賞式に参加した阪本順治監督。

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2016年6月20日、これまで最高となる50作品以上の日本映画が上映された第19回上海国際映画祭だが、いずれの作品もほぼ満席で、チケットが驚きの高値で取り引きされるほどの人気となった。騰訊が伝えた。

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今月19日に閉幕した第19回上海国際映画祭では、コンペティション部門に阪本順治監督の「団地」が出品され、藤山直美が最優秀女優賞を受賞。「日本映画ウィーク」だけでなく、映画祭推薦作、4Kデジタル・リマスター版の公開など、さまざまな部門で新旧の日本映画が50作品以上も上映され、圧倒的な人気を見せた。

チケット発売と同時に即完売したのが、山田洋次監督の「母と暮せば」「家族はつらいよ」、岩井俊二監督の「リップヴァンウィンクルの花嫁」と、いずれも中国で人気の監督作品。さらに「64−ロクヨン−」「世界から猫が消えたなら」「オオカミ少女と黒王子」もまたたく間に完売となり、急きょ追加上映が行われた。特に「世界から猫が消えたなら」は転売業者の手で最高700元(約1万1000円)で取り引きされている。また、「ヒメアノ〜ル」「葛城事件」は一度上映されると、その評判を聞きつけて、残りの上映分があっという間に完売する現象が起こった。

古い名画から海外未公開の最新作までそろった日本映画は、それぞれの年代の観客を引きつけた。黒澤明監督「乱」のデジタル・リマスター版に足を運ぶ高齢者もいれば、江口洋介や竹野内豊が青春時代のアイドルだったという世代も多く、さらに菅田将暉や山崎賢人ら人気俳優をお目当てにやって来る若い世代も。「暗殺教室」ではコスプレ姿の観客も目立ち、思い思いの楽しみ方をしている様子だった。

記事では今回上映された日本映画の中で「おすすめの10本」として、「ヒメアノ〜ル」「64−ロクヨン−(前後編)」「クリーピー 偽りの隣人」「家族はつらいよ」「葛城事件」「ヒーローマニア 生活」「セトウツミ」「二重生活」「海街diary」「暗殺教室」を挙げている。(翻訳・編集/Mathilda)