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トヨタ自動車(トヨタ)は6月21日、人体に衝撃が加わった際の傷害をコンピュータ上でシミュレートできるバーチャル人体モデル「THUMS(Total HUman Model for Safety) Ver.4.0」に10歳、6歳、3歳の「子供モデル」を追加し2016年秋から販売を開始すると発表した。

今回追加する子供モデルは、米ミシガン州のToyota Technical Center内に設置されている「先進安全技術研究センター」が同国のウィンステート大学やミシガン大学と共同で実施した研究成果などを活用して作成された。10歳(身長138cm相当)、6歳(身長118cm相当)、3歳(身長94cm相当)の子供モデルは各年齢の平均体格を表現しており、これまで販売してきた大柄男性モデル(身長189cm相当)、成人男性モデル(身長179cm相当)、小柄女性モデル(身長153cm相当)と同様、乗員と歩行者の姿勢を模擬した2タイプを揃えている。今回、THUMSのラインアップが拡充されたされたことで、年齢や体格差による影響まで考慮したより幅広い傷害解析が可能になる。

同モデルはJSOLおよび日本イーエスアイを通じ販売し、これまで国内外の自動車メーカー、部品メーカー、大学などが多数採用し、トヨタをはじめ世界中のクルマの安全技術研究に役立てられている。

(神山翔)