日本時代に建設の“鉄道の病院”  修復に向けた骨子まとまる/台湾

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(台北 21日 中央社)鄭麗君文化部長(文化相)は20日、日本統治時代の1935(昭和10)年に建設され、“鉄道の病院”と呼ばれた台湾鉄路管理局(台鉄)の元車両基地、台北機廠(台北市)の修復について、交通部(交通省)や台鉄との間で共通認識に達したと明かした。文化部(文化省)は所有者の台鉄から同地を借用する形で修復を進め、鉄道博物館として再活用する方針。

修復の範囲は台北機廠の全域。作業は段階的に実施する計画で、文化部では随時修復の様子を一般に公開し、文化資産と修復、再活用化への認識を高めてもらいたいとしている。

賀陳旦交通部長は、技術や環境の変化で車両基地としての役目は終えたとしながらも、時間の経過で文化資産に昇華され、台鉄の価値を高めたと強調。産業博物館の成功例として台湾の文化施設を豊かにできればと語った。

(鄭景ブン/編集:齊藤啓介)