中国人旅行客の間で大人気となった日本の温水洗浄便座。もともと洗浄便座は日本で発明されたものではなく、米国で医療・治療用として開発されたものだ。その洗浄便座を現在のようにさまざまな機能を付与し、世界的に普及させたのは日本のメーカーだ。(イメージ写真提供:123RF)

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 中国人旅行客の間で大人気となった日本の温水洗浄便座。もともと洗浄便座は日本で発明されたものではなく、米国で医療・治療用として開発されたものだ。その洗浄便座を現在のようにさまざまな機能を付与し、世界的に普及させたのは日本のメーカーだ。

 中国メディアの今日頭条はこのほど、米国人が発明した洗浄便座はなぜ日本から世界に広まったのかと疑問を投げかける記事を掲載した。

 記事はまず、洗浄便座が1964年に米国人が発明したものであると紹介し、特許取得後に米国で販売を開始したが、売れゆきは芳しくなかったと紹介。その後、日本企業が特許を取得するなどして販売を開始し、日本で市民権を得て現在のように広まっていったことを伝えた。

 続けて、日本で洗浄便座が発展した背景には日本人が「トイレには神様がいる」と考え、トイレを清潔に保とうとする習慣があるためと主張。こうした習慣と洗浄便座の乾燥機能や暖房機能、殺菌機能などの付加価値が融合し、温水洗浄便座は「極致」の製品へと昇華したのだと論じた。

 記事が指摘しているとおり、洗浄便座は米国で発明されたものだが、今日のように世界に広まったのは日本企業の努力の賜物と言える。日本で温水洗浄便座を使用し、その快適さを実感した米国のハリウッドスターたちがこぞって買い求めたという事実は、米国人からすれば皮肉に思うかも知れないが、ここから「改善」を続けることの大事さが見て取ることができる。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)