16日、韓国・マネートゥデイによると、公共交通機関で不便を感じる訪韓外国人観光客が依然として多いことが分かった。写真は韓国のバス停。

写真拡大

2016年6月16日、韓国・マネートゥデイによると、ソウル市は2018年までに外国人観光客2000万人の誘致を目指しているが、主な公共交通機関であるバス、地下鉄、タクシー等で不便を感じる外国人観光客が依然として多いことが分かった。

ある20代の中国人観光客は、ソウル市内でタクシーを利用した際、周辺の仁川空港行きのバス停までと伝えたにもかかわらず、運転手は空港までと勘違いした。走行途中に目的地が違うことが分かり指摘すると「降りろ」と言われたという。

16日にソウル研究院が発刊した報告書によると、ソウルの地下鉄1〜9号線の路線案内図や自動券売機、案内表示板、駅構内のアナウンスなどへの不満が挙げられた。一般的に駅や車内の路線図は韓国語と英語のみで、日本語や中国語は併記されていない。駅構内のアナウンスも、発音が聞き取りづらいなどの意見が出ている。また、市バスについては、「地下鉄よりも外国語案内が少ない」「バス停で待っているのに無視して通り過ぎる」「運転が荒く信号も守らない」といった指摘があり、タクシーについては、「意思疎通が難しい」「回り道をして不当な料金を請求された」「不親切」などの指摘があった。

ソウル研究院は「2008年の調査と比べるとだいぶ改善されたが、依然として多くの不便・不満が見つかった。今後も増え続ける観光客のことを考えると、早急に改善しなければならない」と述べている。

これを受け、韓国のネットユーザーはさまざまなコメントを寄せている。

「タクシー運転手のせいで韓国は恥をかいている」
「いくつかの意見は外国人だけじゃなく韓国人も不満に思っていること。さっさと改善しろ」
「タクシーに乗るなら『カカオタクシー(※タクシー予約アプリ)』を使うべき。それなら運転手たちも評価(※利用後に運転手を評価する項目がある)が怖いからいいかげんなことができない」

「これからはタクシーやバスの運転手も外国語の試験を課すべき?」
「台湾に住んでいるけど、台湾も駅には中国語と英語表記だけ。文字併記どうこうの前に、海外に来るなら少なくとも英語は勉強して来るべき」
「他国に行くのなら、いくつかの生活用語くらいは知っておかないと。ここは中国じゃないんだし」

「今回の調査は旅行客のみを対象にしたもので意見が片寄りやすい。だから双方にインタビューすべきだと思う」
「中国人観光客のおかげで恩恵を受けているのは事実。でも、ソウルや国全体を中国人の観光地にしようっていうの?」

「沖縄に行った時、看板が全部中国語で、そこが日本なのか中国なのか分からなくなった。やっぱり外国に行ったら道を間違えたり、文化を体験したりしなきゃね」
「中国にいたときタクシーで似たような経験をした。一番身近な所で会う人たちがその国のイメージになる。同じようなことをしておきながら、韓国は中国のことを悪く言える立場じゃない」(翻訳・編集/松村)