イングランド、内容でスロバキアを圧倒もゴールレスドローで2位通過《ユーロ2016》

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▽ユーロ2016グループB最終節のスロバキア代表vsイングランド代表が20日にジョフロワ・ギシャールで行われ、0-0で終了した。

▽全チーム突破の可能性を残すグループBで、ここまで勝ち点3のスロバキアと、勝ち点4のイングランドが激突した。イングランドは、2-1で勝利したウェールズ代表戦から6選手を変更。ウォーカー、ローズ、デレ・アリ、ルーニー、スターリング、ケインに代えて、クライン、バートランド、ヘンダーソン、ウィルシャー、スタリッジ、ヴァーディを起用した。一方のスロバキアは、2-1で勝利したロシア代表戦と同様のメンバーで試合に臨んだ。

▽両者共に比較的落ち着いた入りを見せた試合だが、時間の経過とともにイングランドが攻勢に出始める。守備時は[4-1-4-1]、攻撃時はトップ下にララナが入る中盤ダイヤモンド型の[4-4-2]で攻めるイングランドは、18分に最初の決定機を演出する。ヘンダーソンの好パスで最終ライン裏に抜け出したヴァーディが、シュクルテルとの走り合いに勝ってGKと一対一に。しかし、シュートはGKコザチックの好セーブを前に先制弾とはならない

▽ハーフタイムにかけても、素早い攻守の切り替えを見せるイングランドがスロバキアを押し込む。33分には、この試合2度目のビッグチャンスを迎える。ボックス右でボールを受けたクラインの折り返しを正面のララナがシュート。これが枠内に飛ぶが、コースが甘くGKコザチックのセーブに遭った。

▽迎えた後半も前半と同様の展開となる。イングランドは54分、スタリッジのスルーパスでボックス右に抜け出したクラインがゴール至近距離でシュートに持ち込む。しかし、この決定機もGKコザチックに肩でブロックされてゴールとはならない。

▽ホジソン監督は、56分という早い時間帯に動く。低調だったウィルシャーを下げて、同ポジションに主将のルーニーを投入。さらに60分にはララナを下げてデレ・アリを送り出す。

▽すると、61分に4度目の決定機。ボックス右に抜け出したヘンダーソンのクロスをファーサイドに走りこんだデレ・アリがダイレクトで合わせる。しかし、これはゴールライン付近にカバーへ入っていたDFシュクルテルの好クリアに阻まれた。

▽その後、76分にスタリッジに代えてケインを投入したイングランドは、スロバキアを押し込み続ける。しかし、最後までゴールを奪えずに、そのまま試合終了。他会場ではウェールズがロシアに3-0で勝利したため、イングランドは2位でのグループ突破となった。勝ち点4としたスロバキアは、3位グループの結果次第で決勝トーナメントに進出できる状況となっている。