6月の第3日曜日あたった19日は、父の日だった。20世紀初頭の米国に起源を持ち、米国では1972年に国の記念日として定められているという。特に戦後に米国文化の強い影響を受けた日本をはじめ、中国を含む多くの国でこの日が父の日と認識されているようだ。(イメージ写真提供:123RF)

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 6月の第3日曜日あたった19日は、父の日だった。20世紀初頭の米国に起源を持ち、米国では1972年に国の記念日として定められているという。特に戦後に米国文化の強い影響を受けた日本をはじめ、中国を含む多くの国でこの日が父の日と認識されているようだ。

 中国メディア・中国日報は18日、世界の人びとがどのように父の日を過ごすかについて紹介する記事を掲載した。そのなかで、日本についても言及しているのだが、その内容がいささか「クレイジー」なのだ。

 記事はまず中国における父の日の様々な過ごし方を紹介。続いて米国、日本、ドイツ、台湾、タイ、フランス、オーストラリア、イタリアの父の日事情について、それぞれで異なる父の日の時期と併せて説明している。その中で日本については、なぜか娘が父親に対してする事に限定して紹介しているのである。

 記事によると、日本では父の日に娘が父親に対して3つの事をするという。1つ目は、父親と一緒に食事を取ること。続いて、父親宛てに手紙を書いて朗読し、育ててくれたことに対する感謝の意を示すこと。これはすでに嫁に出た娘でもする、と記事は説明している。そして「これが重要だ」としたうえで挙げられた3つ目は、「父親と一緒にお風呂に入り、父の背中を流してあげる」こと、というから驚きだ。

 どうやら中国の一部メディアやネット世論は、日本人の娘を父親と一緒のお風呂に入れたがっているらしい。日本の娘は大きくなっても父親と一緒に風呂に入るのが「真実」としたうえで、それを混浴文化や「恥の文化」と結び付けてさも真面目そうに論じる文章は枚挙に暇がないのである。

 ネット上の質問掲示板でも、「日本人の女性は結婚するまで父親と一緒に入浴するのですか」、「父の日に一緒に風呂に入るのか」、「どうして日本の父親は娘と風呂に入るのが好きなのか」という質問が大量に書き込まれてきたのが分かる。もし実際に中国の人からそんな質問をされたらどうするか。「中国のみなさんは、本当に日本のビデオや『女優』が大好きなんですね」とでも答えておこうか。もちろん「そんな習慣はありません」ときっぱり否定したうえでだ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)