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 生活者が「誰かにシェアしたい」と感じるような、インサイトのシゲキ方法。マーケターやプランナーが模索しているものでしょう。今回は、そのひとつ「IFC→S」構造をご紹介します。本記事は、マーケティングにおけるモバイル・タブレット活用情報をお伝えする「D2Cスマイル出張版」です。

■コミュニケーションポイントの設計について考えてみよう

 こんにちは、日山です。ひっそりとWebプロモーションのプランナーをやっています。以前、「ターゲットインサイトの抽出」が重要であるとお話しをさせていただきました(記事はこちら)。

 今回は、ターゲットインサイトをシゲキするアイデアを、より多くのターゲットに届けるための「コミュニケーションポイント設計」について解説をしたいと思います。

 そもそも、コミュニケーションポイントって何? と思うかたもいるでしょう。ここでいう、コミュニケーションポイントとは、生活者とアイデアの接点を指します。コミュニケーションポイントを設計するということは、生活者が起床してから就寝するまでの間(つまり、活動している全ての時間)、どこで、どのタイミングで、どういったコミュニケーションをとれば、生活者にベストなカタチでアイデアを届けることができるかを考えることです。

 コミュニケーションポイントで生活者がアイデアに触れたとき、生活者の「思わず誰かにシェアしたくなる」インサイトをシゲキすることができれば、彼らをハブとして、さらに多くのフォロワーに対してアイデアを届けることができます。つまり、コミュニケーションポイント設計は、アイデアを考えることと同じくらい重要なフェーズであるといえます(アイデアって何? と思ったかた、後でご説明しますので少々お待ちを)。

 今回は、コミュニケーションポイント設計の中でも基本となる、生活者の「思わず誰かにシェアしたくなる」インサイトをシゲキする際におさえておくべきポイントについて書いていきます。

■「IFC→S」構造を知れば、おすべきツボが見えてくる

 「思わず誰かにシェアしたくなる」インサイトをシゲキすることができるオールマイティなコミュニケーションポイントは存在するか? その答えはノーです。ゼロとは言いませんが限りなくゼロに近いです。しかし、「IFC→S」構造を知ることで、おさえるべきポイントが分かるようになります。

 では、「IFC→S」構造とは何でしょうか。生活者の「思わず誰かにシェアしたくなる」インサイトをシゲキするためにおさえておくべき3要素とシェアの関係を体系化したものです。私が勝手に名づけました。

 「IFC→S」構造とは、「I(Idea)」「F(Freshness)」「C(Curator/Craftsman」の3要素が掛け合わされることで「S(Share)」が発生することを体系化したものです。つまり、「I」と「F」と「C」をおさえたコミュニケーションポイント設計を行うことでアイデアの拡散が可能となるわけです。

 ちなみに「I」「F」「C」は、足し算ではなく掛け算の関係です。いずれかの要素が「0」になっている(なってしまった)場合、生活者の「思わず誰かにシェアしたくなる」インサイトは途端にシゲキできなくなってしまいますので、注意が必要です。

 では次のページから3要素について、詳しく見ていきたいと思います。

この連載は?
本連載はマーケティングにおけるデジタル活用情報を伝えるウェブメディア、「D2Cスマイル」の記事を、MarkeZine向けに再編集した出張版です。出典元はこちらです。

D2Cスマイル編集部[著]