バリスタが伝授! 夏に飲みたいアイスコーヒーの作り方

写真拡大 (全5枚)

だんだん暑くなってきて、アイスコーヒーがおいしい季節になりました。

本格的なアイスコーヒーを毎日手軽に淹れられたらいいのですが、氷の量やコーヒーの濃さの調節が難しく、自宅で淹れるのは意外と大変。

今回は、三越伊勢丹ホールディングスが運営する食メディア「FOODIE」で紹介されている、おいしいアイスコーヒーの淹れ方をご紹介します。

アイスコーヒーにこだわらないなんてもったいないと話す、キャピタルコーヒー伊勢丹新宿店・店長の細川孝之バリスタが、作り方のコツを伝授してくれます。「豆の分量と手順さえ守れば、家庭でもおいしいアイスコーヒーができるんですよ」とのこと。

プロが教えるアイスコーヒーの極意



ポイントは3つ。

極意1.豆は「深煎り」を選ぶ
極意2.2倍濃縮を抽出(ドリップ)
極意3.たっぷりの氷で急冷


また、今回使うアイテムはこちら。

・コーヒー豆:深煎りの中細挽き
・ポット:お湯をゆっくり注げる細口タイプ
・氷:ロックアイスでも冷蔵庫で作る氷でも可(軟水がよい)
・ドリッパー:「深溝」タイプがおすすめ。溝が深いことでコーヒーが素早く落ち、エグみが出づらい(今回は「カリタ」のドリッパーを使用)


ポイントを守って、アイスコーヒー(2杯分)を作ってみましょう。

極意1.豆は深煎りを選ぶ





アイスコーヒー用のコーヒー豆を選ぶなら、深煎りが1番。

ペーパードリップの場合は、特に中細挽きがおすすめ。ドリップは豆の層が薄いと抽出が甘くなるので、豆を計量スプーンで2杯(20〜25g)以上入れるのが鉄則です。

「豆の種類は好みでいいのですが、しっかり濃い味になる深煎り豆を使いましょう。ローストが浅いと酸味が出たり、味が薄くなったり、濁りの原因になる恐れがあります。初心者はお店で『アイスコーヒー用ブレンド』を買うと安心ですよ。

深煎りにしたコーヒー豆は水分が抜けて普通よりも軽くなります。計量スプーンでやや山盛りにして2杯入れると、ちょうどいい量になりますよ」(細川さん)


極意2.倍濃縮を抽出




アイスコーヒーは氷で薄くなることを想定して、抽出時は2倍の濃度にするのがコツ。2杯分の粉(20〜25g)に対し、抽出する量は1杯分(約150cc)がおすすめです。

ドリッパーにセットした粉を平らにならし、細口のポットで少量ずつお湯を注ぎましょう。ポットに1〜2滴ほどコーヒーが落ちたら注ぐのをやめ、20秒ほど蒸らします。

次に中心から「の」の字を描くように注ぎます。3回程度に分けて抽出をするのがコツです。

また、お湯を注ぐのはドリッパーの中心部だけにするのも重要なポイント。まんべんなく注いでヒタヒタにすると、エグみの原因になります。これはアイスコーヒーに限らず、ドリップコーヒーをつくるときの共通の注意点なのだそうです。

「目標の分量(150cc)までコーヒーが抽出できたら、すぐにドリッパーを外します。『まだコーヒーが出てるのに!』と、もったいない気もしますが、余計な抽出はエグみのもと。おいしい部分だけを楽しむのがハンドドリップの醍醐味です」(細川さん)


極意3.たっぷりの氷で急冷





抽出が終わったら、サーバーに氷を直接入れます。

氷が溶けて、2倍量の豆で淹れたコーヒーがちょうどいい濃さになります。サーバー内のコーヒーは、ちょうど2杯分の300ccになります。

「ポイントは急冷。できたてを一気に冷やすことで香りとうまみが閉じ込められ、透明感のあるアイスコーヒーになります。氷の量は気にせず、サーバーにたっぷり入れましょう」(細川さん)


マドラーでかき混ぜて氷が溶けなくなってきたら、キンキンに冷えた証。



完璧なアイスコーヒーの完成です!

夏に爽やかな、細川さん直伝の「水出しコーヒー」の作り方は、FOODIEのWebサイトをご覧ください!

苦すぎない! バリスタが教える美味しいアイスコーヒーの作り方 [FOODIE]