18日、中国が海外の大学などの教育機関と提携し、中国語や文化教育を広めるため世界各地で設置している「孔子学院」の数が495校に上ることが分かった。写真は2015年に上海で行われた第10回孔子学院世界大会。

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2016年6月18日、中国新聞社によると、中国が海外の大学などの教育機関と提携し、中国語や文化教育を広めるため世界各地で設置している「孔子学院」の数が495校に上ることが、18日発表された報告書「文化建設白書」の「中国文化発展報告(2015−2016)」から明らかになった。

孔子学院は、中国国家対外漢語教学領導小組弁公室(国家漢弁)が海外に設立している非営利性の言語文化交流団体で、他の同種団体と比べると、その設立ペースや影響力は大きく上回っている。国家漢弁の最新資料によると、15年9月時点で、世界134カ国・地域に孔子学院495校、孔子課堂1000校が設置されている。欧州は39カ国、アフリカは33カ国・地域に設立されている。アメリカ大陸では632校が設立され、全体の43%を占めるが、うち558校が米国にあり、約30万人が学んでいる。海外の中国語学習者は計1億人を超え、孔子学院・孔子課堂は中国の「ソフトパワー」を示す文化的ブランドとして定着している。

また10年からは「中医孔子学院」「農業孔子学院」「繊維服装孔子学院」「舞踏・舞台孔子学院」「音楽孔子学院」「飲食文化孔子学院」「茶文化孔子学院」など専門性を高めた孔子学院も設立されるなど多様化が図られ、中国語だけでなく、中国文化の普及も促されている。(翻訳・編集/岡田)