マレーシアのクアラルンプールとシンガポールを結ぶ高速鉄道計画が大きな関心を集めるなか、中国メディアの環球網はこのほど、シンガポールの華字紙の報道を引用し、日本と中国のみならず、韓国も同計画の受注を目指して代表団をマレーシアに派遣したと伝えた。(イメージ写真提供:(C)Woojin Kim/123RF.COM)

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 マレーシアのクアラルンプールとシンガポールを結ぶ高速鉄道計画が大きな関心を集めるなか、中国メディアの環球網はこのほど、シンガポールの華字紙の報道を引用し、日本と中国のみならず、韓国も同計画の受注を目指して代表団をマレーシアに派遣したと伝えた。

 記事は、韓国の政府関係者が14日に代表団を引き連れてマレーシアを訪れたと紹介、韓国政府が同計画を非常に重視していることを伝えつつ、「安全かつ高効率の高速鉄道サービスを提供できるうえ、技術移転の意向もあることをマレーシアに伝えた」と紹介。さらに、韓国側は「運用にかかるコストを他国の65%程度の水準に抑えることができる」と主張していることを紹介した。

 さらに韓国の関係者の話として、クアラルンプールとシンガポールを結ぶ高速鉄道計画における韓国の最大の強みは「安全性」と「定時運行率」だと主張し、さらに、国際鉄道連合の安全指数において、韓国高速鉄道(KTX)は世界一であると主張した。また、同関係者は「KTXの開業は新幹線より遅かったが、KTXの運用コストは新幹線より低い」などと、新幹線を引き合いにKTXの優位を強調したことを紹介した。

 KTXはフランスの技術を導入した高速鉄道だ。韓国の関係者は安全指数が世界一だと胸を張ったが、これまでにたびたび脱線事故を起こしている。直近では5月26日に脱線事故を起こしたほか、2012年には停車駅を通過したKTX車両が逆走するという事故も起こしている。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:(C)Woojin Kim/123RF.COM)