ビール好きなあなたへ!“太らない”ビールの飲み方講座

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子連れバーベキューや家族旅行など、野外での活動が楽しいこの時期は、お酒を飲む機会も自然と増えますよね。そう、ビール好きにはたまらない季節がやってきました♪

だけど、ちょっと待って! ついつい飲みすぎてしまうビールは、アルコール含有量やカロリー、糖質量ともに他のアルコール類より高く、太りやすいお酒なのです…。

そこで今回は、「ビールは飲みたいけれど、夏前に太るのは嫌!」という方に向けて、おすすめの飲み方や注意点などを紹介します。
どれくらいなら太らない?
ところで、居酒屋などで注文するアルコール類のカロリーってご存知ですか? 商品によって幾分の差はありますが、アルコール一杯分(100gあたり)のカロリーの目安は以下のとおりです。

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ビール・・・40kcal

白ワイン・・・73kcal

赤ワイン・・・73kcal

焼酎・・・206kcal

日本酒・・・104kcal

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そして、気になる糖質量(100gあたり)は次のとおりです。

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ビール・・・3.3g

白ワイン・・・1.5g

赤ワイン・・・2.0g

焼酎・・・0g

日本酒・・・40.0g

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これを見ると、ビールは他のアルコールに比べてカロリーが低いように感じますが、グラス1杯のお酒をゆっくりと飲む日本酒やワインと比べ、のど越しを楽しむビールはグビグビっとたくさん飲んでしまいがち。

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ビール1本のカロリーは約140kcalになりますが、グラス1杯のワインはおおよそ100mlなので約73kcal。このように、一見低カロリーに思えるビールは、他のお酒に比べて摂取量が増えてしまい、最終的には摂取カロリーが多くなることが多いのです。

20〜30代女性の場合、1回の食事で摂取する推奨カロリーは600kcal前後で1日1800kcal。なので、ビールを飲む場合は2〜3杯ほどに抑えることがおすすめです。

また、「今夜は飲み会!」という日には、朝やお昼のご飯で調節してもいいかもしれませんね。
ビールを飲むときにオススメのおつまみ
ビールを飲むときには、“おつまみ”にも気をつける必要がありそうです。

ビールに合う、美味しい揚げ物などをたくさん食べてしまうとすぐにカロリーオーバー…なんてこともあるので、注意しましょう!

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ビールは太りやすい」と言われる理由のひとつに、「ビールに合うおつまみは太りやすいものが多い」ことが挙げられます。

けれど、おつまみの種類を調整すれば、気兼ねなく楽しむことができますよ。

ここで、居酒屋でオーダーできるものやコンビニやスーパーで手に入るものの中から、特におすすめのおつまみを紹介します。

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居酒屋でカロリーが比較的低いものは、お刺身や焼き鳥、だし巻き卵、サラダ、焼き魚、冷奴、湯豆腐、枝豆など。

お家で晩酌する際におすすめの商品は、サラダチキンやゆで卵、ベビーチーズ、鶏の炭火焼き、茶碗蒸し、サバの水煮缶、ツナ缶、スルメなどです。

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比較的、脂肪分の少ない鶏肉を使ったおつまみは、良質なたんぱく質が摂れるのでダイエットの味方でもあります。

また、大豆からできた枝豆や、豆腐料理は女性ホルモンを整える働きがあるので、美容の面でもおすすめです。
ビールを飲むときの注意点
ビールはのど越しがよいので、つい一気に飲んでしまうことも…。でも、ビールは一気飲みすると体内のアルコール濃度が急激に上昇し酔いやすくなります。

また、アルコールには胃液の分泌を増やし、食欲増進を促す働きがあります。とくにビールに含まれる苦味成分ホップや炭酸ガスは、胃壁を刺激し特に食欲が増しやすいと言われています。

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「やっぱり、美味しくビールが飲みたい!」という方は、最初の1〜2杯はビールを楽しみ、3杯目はゆっくり飲めるお酒にチェンジするなど、工夫してみるのもよいかもしれませんね。