18日、中国北京市で、虫料理が名物だった夜市が間もなく閉鎖される。衛生面や騒音などが閉鎖の原因だ。写真は北京の屋台街。

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2016年6月18日、中国北京市で、虫料理が名物だった夜市が間もなく閉鎖される。参考消息網によると、スペインのABC紙は、サソリなどの虫たちが店頭から姿を消し、それらを使った料理もなくなると伝えている。

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北京市の東華門夜市に店を出しているある経営者は、32年続いた夜市が24日に閉鎖となることについて、「ここは市内でも国内外から訪れる観光客が最も多い通りの一つだった」と振り返る。名物料理となっていた「サソリの鉄板焼き」なども食べられなくなるという。

東華門夜市は、市中心部の繁華街、王府井にほど近い場所にある。1984年に誕生し、多くの露天が集まる場所となっていた。当初は北京の地元料理が中心だったが、地方料理を出す店も増え、現在では春巻きや北京ダック、シシカバブから、ヘビやセミ、ヒトデ、タツノオトシゴなどを使った料理を出す店もある。

だが市当局は、衛生面に加え、ごみや近隣住民から騒音の苦情が出ていることなどを受け、夜市の閉鎖を決めた。

同地ではサソリを食べている写真や動画を撮る国内外の観光客の姿が数多く見られるが、そうした光景も残り数日のことになってしまった。(翻訳・編集/岡田)