李元総統の「台湾は中国に隷属しない」発言  国民党が不快感表明

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(台北 19日 中央社)野党・国民党は18日、李登輝元総統が17日にした「台湾は中国に隷属しない」との発言に対し、「自己矛盾やアイデンティティが錯乱した発言だ」などとして非難した。

同党文化伝播委員会(文伝会)の周志偉主任委員は、「台湾は中華民国に帰属する」「これは歴史的事実だ」とする考えを強調。李氏の発言に関して「この事実を否定したいだけだ」とし、「日本人として、日本が敗戦国だということを認めたくないのだろう」と皮肉った。また、発言の裏には「台湾は日本のものだ」と考えているのではとの見解を示した。

また、李氏が台湾の現状を「独立している状態」と表現したことについては「現実に合致しておらず、意義も不明瞭で自己矛盾しているほか、違憲だ」とした。

(謝佳珍/編集:齊藤啓介)