指原莉乃

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 18日に行われたAKB48総選挙で、HKT48チームHの指原莉乃が過去最多となる24万3011票を集めて史上初の2連覇を達成。「史上初」というほど歴史があるわけではないが……。

 2位の渡辺麻友との差は6万7398票と完全なる大差。まあ、中国の大量購入、大量投票を以前も取りざたされていたので、この差にどれほどの意味があるのかはわからない。少なくとも、指原を熱狂的に応援しているファンが少なからずいるということは理解できる。

 もともと「1人1票にしろ」「1人1票なら結果も変わる」と指摘され、順位発表前から「結果が大体分かる」「競馬の1億倍予想が簡単」「単勝1.0倍」と冷めた目で見られている最近のAKB総選挙。「いい加減もうやめたら」という声も多いが、熱狂的なファンがいる限りは続くのだろう。実際、CD売上などのビジネス的な見方からすれば毎回大成功である。

 ただ、今回ダントツの1位を獲得した指原に関して、意見としてもっとも多かったのが「1位にならざるを得ない」というものだ。

 現在、AKB48で頻繁にテレビを中心にメディア出演をこなしているのは、指原のみと言っていい。他にもちょくちょく顔を出してはいるが、お茶の間に浸透しているのは指原以外にいるだろうか。小嶋陽菜や渡辺麻友は知名度こそ高いが、それはあくまでもファンや若年層の間だけの話。AKB48の絶頂期に名前を覚えられたに過ぎない印象だ。

 そのような状況下で総選挙をすれば、このような結果になるのも当然、ということだ。現在のAKB48は「1強他弱」。アイドルグループとしての価値はもうさほどないのかもしれない。

 ファンの間では未だ熱気があるのかもしれないが、世間の関心、メディアでの扱いすら急激に薄れている印象が否めない。AKBグループ全体で考えれば、乃木坂46などの人気で安泰なので、ここで大きな改革などする必要もないのだろう。CDセールスを見る限りはまだ当分稼げるに違いない。

 それにしても、ここまであからさまな「ビジネス臭」のするイベントが毎年大成功するとは……。やはり根強いファンは多いということだろう。