郭世宏さん提供

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(ジャカルタ 19日 中央社)インドネシア・ジャカルタで同国初の地下鉄建設工事がたけなわだ。日本の円借款で事業が進められる中、シールド工法を使ったトンネル掘削に台湾の技術者が活躍。2018年の全線開通に向け、急ピッチの作業が続けられている。

建設が行われているのは、ジャカルタ都市高速鉄道南北線。第1期のレバブルス―ブンダランホテルインドネシア間15.7キロは、今年11月までの開通を目指す。

台湾の技術者が工事に携わる理由について、孟韋工程(新北市)の郭世宏さんは、インドネシアにはシールド工法の技術に精通している人材がおらず、台北や高雄で工事の実績がある台湾に日本企業が目を付けたからと語る。

現在は十数人がインドネシアに滞在。第1期区間のトンネル掘削はすでに終了し、第2期区間の工事に汗を流している。

中華民国(台湾)政府は折しも、東南アジア諸国との関係強化に務める。郭さんは海外の地下鉄建設に携わった台湾の“英雄”が「台湾の光」になればと期待を寄せている。

(周永捷/編集:齊藤啓介)