17日、参考消息網によると、このほどオープンした上海ディズニーランドがどれだけ「中国化」しているのかについて、米メディアが報じている。写真は上海ディズニーランド。

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2016年6月17日、参考消息網によると、このほどオープンした上海ディズニーランドがどれだけ「中国化」しているのかについて、米メディアが報じている。

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米紙ロサンゼルスタイムズは15日付の記事で、「上海ディズニーランドに入ると、そこがまるで米国のアナハイムやオーランドと錯覚するだろう」としながら、「しゃがむ(いわゆる和式)トイレ?ある。中国語で書かれた『獅子王』(ライオンキング)?ある。北京ダックのピザ?みんなある」とし、上海ディズニーランドがどれだけローカライズされているのかを伝えている。

ディズニーのロバート・アイガー最高経営責任者(CEO)は、これまでにも東京や香港、パリなどのディズニーランドと異なり、上海ディズニーランドは中国文化を取り入れたものにすると繰り返し宣言してきた。中国はこれまでにも独特の市場だと見られていた。つまり、それほど西洋化されておらず、文化帝国主義により敏感である可能性があった。近年、中国は西側の映画や音楽、ファッションが流行する中で、中国伝統文化の保護の必要性を強調している。

中国では中産階級が急速に増えており、米国の総人口にも迫る勢い。中国市場の特性を意識せざるを得ないということだ。アイガーCEOはオープン前のあいさつで、「われわれは中国にディズニーランドを建設したというだけでない。われわれが建設したのは『中国の』ディズニーランドだ。ゲストにはここが彼らのランドであり、彼らのためにイメージし、デザインされていることを感じてほしい」と語った。

その言葉の通り、シンボルとなる「奇幻童話城堡」の前の通りには、中国を代表する干支(えと)がモチーフのモザイク画が描かれるなど、多くの中国的な要素が取り入れられている。しかし、ドイツのテーマパーク専門家は、「中国のディズニーランドではなく、中国要素が散りばめられたディズニーランド。お城は中国のものではないし、カリブの海賊も中国のものではない。米中のハーフではなく、中国は10〜20%。これで十分だ。中国人も外国人も楽しめる」と語っている。

園内の多くの施設の名称は中国語で表記されており、フードも中国色が強い。関係者によると、7割のフードは中国式で、2割はアジア系だという。(翻訳・編集/北田)