どうしてこうなった! 子どもの空想みたいな、ウィットに富んだ家具たち

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シンプルなインテリアは、どんな空間にもフィットしやすい。

ですが、そればかりでは「自分だけの部屋」作りは難しいですよね。

ならばたまには、イタリア生まれのMarcantonio Raimondi Malerbaさんが手がける、思い切りウィットに富んだインテリアはいかがでしょう。



Marcantonioさんは、1976年にイタリアで生まれ、アート学校を卒業後すぐに舞台の仕事につき、建築家と一緒にプロジェクトに参加していました。

その頃、ユニークなアート作品も作り始め、しばらく2足のわらじを履く日々を過ごします。この経験は、彼のアートの概念に影響と豊かさを与えることになったといいます。

Marcantonioさんは、見るものすべてで遊び、空想にふけった子ども時代のように、常に純粋な気持ちで作品のコンセプトを探しているのだそうです。

「人間と自然」は彼が愛するテーマであり、人間の行いが自然の根源に影響する、ということを作品に表わすことが多いそうです。

ブレーメンの音楽隊のような「SENDING ANIMALS」






例えばこんなウシ、ブタ、アヒルをモチーフにした木製のシェルフ。

ブレーメンの音楽隊の動物たちのように重ねて置けるのもおもしろく、それぞれの体内には本や皿を収納できるようになっています。



ちなみに、ウシにはちょっとしたテーブルも内蔵されているので、キッチンやダイニングなどでパンやチーズを切ったりするのにもよさそうです。

部屋にサルが? リアルすぎる「MONKEY LAMP」






暗い森の中で、もしサルたちがライトを見つけたら、こんな風に持ち歩くのでしょうか?

そんなストーリーをつい思い浮かべてしまう、リアルすぎるサルのランプ。

ペットのようにかわいがることができそうですね。

人間の体内をモチーフにした「Self Container」






扉を開けて、中に何かを収納する……はずなのに。

そこにはすでに、この「彼」が入っています……。

アンティークトイのテクノロジーを使った、変わったシェルフ。

知らずに開けたら、絶叫してしまいそうです。

鶏小屋のような棚「PALAFITT - Seletti」






作品名に「Palafit」と名付けられているのを見ると、おそらく元々のアイデアは「palafitte(=今でいう水上コテージのようなもの)」かもしれません。

小鳥たちの巣のようでかわいい棚は、開けるのもわくわくできそうです。

スケートをはいた机「Tavolo Libero」






「テーブルがローラースケートを履いたらどうなるかな?」

そんな自由な発想が作品に。

「ダダイズムで、超現実主義的で、同時に機能的で、詩的」という、かなり複雑な作品ですが、生き物のようでにくめないですね。

Marcantonioさんの公式サイトでは、他にも人体、動物などをモチーフにした個性的な作品が紹介されています。

実際に便利そうなものから、「どうしてこうなった!」というものまでありますが、こんな風にちょっと楽しくてテーマのあるインテリアを飾ってみたいな、と思わせてくれる作品ばかりでした。気になる方は、のぞいてみてくださいね。

[Marcantonio Raimondi Malerba]