若者を中心に絶大なる人気を誇った人気グループ、FUNKY MONKEY BABYS。


“ファンモン”のボーカルを務めていたファンキー加藤さんは、現在ソロ活動で応援ソングを届けながら、このたび俳優活動に挑戦しました。

タイトルは『サブイボマスク』。一人の男が町を救うために立ち上がる様子をコミカルに、ときにドラマティックに描いた感動作です。

主人公の熱血青年・春雄、人呼んで熱血シンガー・サブイボマスクを堂々と演じきったファンキー加藤さんに、初主演の意気込みや、アーティスト駆け出し時代の多感な時期についてまで、赤裸々に語っていただきました!


©サブイボマスク製作委員会

Q:『サブイボマスク』では映画初主演になりました。オファーがきたときは、うれしかったですか?

ファンキー加藤(以下、加藤):正直、最初にお話をいただいたときは、あまりのプレッシャーに一度お断りしたんです。役を演じることには興味があったんですけど、いきなりの主演、主題歌、劇中歌ということに、ちょっと荷が重いと感じてしまいまして。ただ、そこからさらに監督が熱意を持っていろいろお話をしてくださり、最終的に腰を上げました。でも、すごく悩みましたね。

Q:演じた春雄は加藤さんのパブリックイメージそのまま、という印象も受けました。

加藤:世間から「熱くて不器用」というファンキー加藤のイメージを1.5倍増しにしたような(笑)。でも、俺はここまで強く生きてはいないです。だから心が折れずにまっすぐ突き進んでいくという人物像に、憧れを抱きました。自分が演じられることに対して、すごくワクワクしていました。

Q:作品を通して得たものは大きかったですか?

加藤:情熱は人を動かすという部分や、町おこし、人おこしの大切な部分は、役を演じながら感じました。単純に春雄という人生を疑似体験できたのも、自分の人生にとってプラスになりました。実際に中津市という舞台になった商店街の人たちとも、すごく仲良く交流できたし、マイナスなことは1個もなかったです。

Q:オールロケだったんですか?

加藤:大分県の中津市と杵築市という場所で約1カ月弱、ずっとロケしていましたね。

Q:濃密な時間ですね。

加藤:濃密でしたね。ひとつの作品を演者とスタッフの皆さんとで作り上げて、合宿みたいなものですよね。その空気感が僕はすごく好きでした。本当に何物にも代えがたい、素敵な思い出になりました。

先日、中津市と杵築市で旅番組のロケをしたんですよ。撮影以来、半年ぶりで。商店街の皆さんも「お帰り」と言ってくれるので、俺も自然に「ただいま」と言えた感じで、まさに「帰る」という感覚でした。そういう場所が増えたのは、自分の人生において本当に素敵なことだなと思っています。


©サブイボマスク製作委員会

Q:共演者の方とも仲良くなりましたか?

加藤:そうですね。(小池)徹平ちゃん(※加藤さん演じる主人公の弟分役)なんかは、撮影がクランクインする前日の夜から、ずっと一緒にいましたねえ。徹平ちゃんは男前だし、ジュノンボーイだし、歌もうまいし、演技もうまいし、性格悪いだろうなって思ったんですよ(笑)。天は二物を与えずで、悪くあってほしいとすら願って(笑)。だけど、すっごくいいやつで。距離の縮め方が天才的で、気づいたら親友みたいになっていました。夜も一緒に飲んだりしました。

それは徹平ちゃんが持っている才能というか人徳なんですかね。実は映画の現場の空気感を作ってくれたのは徹平ちゃんなんじゃないかな、って思っています。慣れない現場でしたけど、一番救ってくれました。映画界特有の業界用語みたいなのも、いろいろ教えてくれたりして。

Q:例えば、どんなことですか?

加藤:「シーンウマリ」とか。わかります?

Q:いやぁ……。

ファンキー加藤:わかんないでしょう? 僕もわからなくて(笑)。最初全部知ったかぶりしてて「オッケーです〜」とか言ってたんですけど、だんだんつじつまが合わなくなってきて(笑)。徹平ちゃんに「“シーンウマリ”ってどういうこと?」って聞いたら「台本の1シーンが終わったってことに対して、シーンが埋まったよ、ということだよ」と教えてもらったりしましたよ。

Q:主人公の春雄は街のために立ち上がりますが、加藤さんが何かを成し遂げるときに大事にしていることは、どういうことですか?

加藤:自分のためと思うと一人分のパワーしか出せないですけど、誰かのためだと思えば人数分の力を出せるのは学んだことでしょうか。映画の現場は、例えば1分間のシーンを撮るのにもスタッフさんが本当に膨大な時間をかけて、その環境を整えてくれるわけですよ。音楽でも、お客さんが何千人といると普段出せない力が出るし。きれいごとに捉えられるかもしれないですけど、自分のためというのはありながら、それ以上に誰かのためって思えると、いつも以上に頑張れます。(取材・文・写真:赤山恭子)

前半のインタビューはここまで!

後半では、アーティストあるあるについて、いろいろ聞かせていただきました! もちろん、Nosh読者へのメッセージもありますよ♡

『サブイボマスク』は現在、全国ロードショー中。

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