日本を訪れる中国人旅行客たちは、日本に到着してまず「トイレの清潔さ」に驚くという。それもそのはず、中国のトイレはお世辞にも清潔であるとは言い難く、日本人であれば当たり前に思えるトイレの清潔さも中国人にとっては驚きの対象なのだ。

 中国メディアの中国経済網はこのほど、日本は外国人旅行客たちを「トイレで征服している」と主張する記事を掲載、日本の高速道路にあるサービスエリアのトイレの清潔さに驚いたと伝えている。

 記事は、5月のゴールデンウィーク期間中に日本を訪れた中国人記者の見解として、「中国ではサービスエリアのトイレはホテルや商業施設のトイレより清潔度合いや設備の点で大きく見劣りする」と指摘する一方、日本のサービスエリアはありとあらゆるものが揃っていて、トイレも非常に清潔で使いやすかったと紹介。

 さらに、日本ではトイレを使うたびに「清潔さ」を実感すると指摘し、紙くずが落ちていたり、汚物が残っていたりすることはなく、洗面台も清潔だと指摘。さらに障がい者用トイレやパウダールーム、さらには乳幼児用のベッドなど、あらゆる設備がありながらも、トイレには狭さを感じないと論じた。

 また記事は、日本を訪れる外国人にとって清潔で設備の整ったトイレの存在は「日本に対する好印象を増大させることになるだろう」と指摘。中国人旅行客が近年、日本でさまざまな製品を爆買いしていることを指摘する一方で、「日本の科学技術力と細部へのこだわりが凝縮された存在こそ、トイレである」と論じた。

 日本を訪れる外国人が増えているが、日本滞在中には数えきれないほどトイレを利用するだろう。そのたびにトイレが清潔で使いやすければ、記事が指摘しているとおり、日本に対する印象までも良くなるはずだ。日本政府は2015年に「日本トイレ大賞」を新設したが、これは外国人旅行客を増やすうえで正しい取り組みと言えそうだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)