17日、AP通信によると、ドイツ西部デトモルトの裁判所は、第二次世界大戦中に、現在のポーランドにあったアウシュビッツ強制収容所で元看守をしていた元ナチス親衛隊員に禁固5年の判決を言い渡した。写真はアウシュビッツ強制収容所。

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2016年6月17日、AP通信によると、ドイツ西部デトモルトの裁判所は、第二次世界大戦中に、現在のポーランドにあったアウシュビッツ強制収容所で元看守をしていた元ナチス親衛隊員に禁固5年の判決を言い渡した。この報道に、米国のネットユーザーがコメントを寄せている。

第二次世界大戦中の1943年1月から1944年6月の間、アウシュビッツ強制収容所で看守を務めていた元ナチス親衛隊員のラインホルト・ハニング被告(94)は、約17万人の殺人をほう助した罪に問われていた。ハニング被告は4カ月にわたって行われた裁判で、「ユダヤ人が殺害されることを知りながら、殺害を止めることをしなかったことを恥ずかしく思う」と述べ、謝罪していた。

この報道に、米国のネットユーザーがコメントを寄せている。

「これはまるで、銀行強盗に押し入られて金庫を開けた銀行の窓口業務担当者を罪に問うようなものだ。彼は罪のない人々の殺害を止めることをしなかったが、任務を行わなければ彼自身が殺害されていただろう」

「このような裁判を行うとは、なんというお金の無駄遣いだ。彼は収容所の看守だったが、直接的な殺害には関係していない。彼は看守の任務に就いていただけだ。彼に何ができたというんだ?」

「なんというばかげた話だ。もし彼が当時、命令に従っていなければ、その後70年を生き延びることはなかった」

「いつの日か、私たちの国の政治家の多くが裁判にかけられるかもしれない。その時に彼らが90代になっていようと、私は気にしない」

「彼にどうやって殺害を止めることができたというんだ?彼は看守だったのであって、位の高い指揮官ではなかったんだ」

「もうすぐ、この恐ろしい出来事に関与した人々はこの世からすべていなくなるだろうが、忘れられることはない」

「もう乗り越えて、すべてを歴史の教科書に納めておくべきだ。彼はもう十分に苦しんだに違いない」(翻訳・編集/蘆田)