17日、インターネット上で広まっている北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長の死亡説について、韓国政府が事実ではないとの見方を明らかにした。写真は北朝鮮。

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2016年6月17日、インターネット上で広まっている北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が自爆テロに遭い死亡したとの内容について、韓国政府が事実ではないとの見方を明らかにした。韓国・聯合ニュースなどが報じた。

「金委員長死亡説」は16日、「東アジアトリビューン(East Asia Tribune)」がインターネットに掲載した記事を発端として、SNSなどを通じ急速に広まっていた。英語で記された記事は、「金委員長が北朝鮮・平壌で開かれた記念式典の席で女性による自爆テロ攻撃を受け、病院に運ばれた時にはすでに死亡していた」との内容を報じたが、事件の日付は記されていなかった。

これについて韓国政府関係者は「(記事の)内容に根拠がなく、関連して確認された情報もない」としたほか、統一部も「このメディアの信頼性は(記事への)コメントを参考に判断してほしい」として、記事が事実である可能性は低いとの見方を示した。また情報当局の関係者も「事実ではなく、信ぴょう性が高くないものと把握している」とし、「金正恩は生きているのか」との記者の問いに対し「そう推定している」と答えた。

これを受け、韓国のネットユーザーは次のようなコメントを寄せている。

「これが事実だったらどんなに幸せだろう?」
「韓国の情報機関には、北で何が起こっているかを知るだけの情報力がまったくなく、脱北者たちの証言だけに依存しているのが現実だ。金日成(キム・イルソン)や金正日(キム・ジョンイル)の生死だって、北朝鮮の放送で見て知ったくらいだ」

「事実であることを期待」
「ただのうわさだとしてもいい気分」
「どっちにしても、成人病でそう長くはないんじゃないかな」
「自爆テロ犯は歴史の英雄になれる。早くやろう」

「政府がまた捏造(ねつぞう)してるのかも。はっきり言って、国民を相手に詐欺を働く政府の言葉なんて誰も信じない」
「食べ過ぎで死亡という方が信ぴょう性がある」
「一生懸命に願えば物事はかなうもの」(翻訳・編集/吉金)