上海ディズニーランドが6月16日に正式に営業を開始した。試験営業中からマナー違反やコピー商品、偽入場券などのトラブルに事欠かない上海ディズニーランドだが、特に不評なのは「価格」だ。(イメージ写真提供:(C)sh_lisong/123RF.COM)

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 上海ディズニーランドが6月16日に正式に営業を開始した。試験営業中からマナー違反やコピー商品、偽入場券などのトラブルに事欠かない上海ディズニーランドだが、特に不評なのは「価格」だ。

 上海ディズニーランドの園内では肉まん1つが35元(約570円)で販売されており、東京ディズニーランドよりも高い水準だ。東京ディズニーランドの公式サイトを見る限り、日本では300円〜400円程度で販売されていることを考えると、中国人たちからの不満もうなずける。

 また、上海ディズニーランドの入場チケットも高額だ。大人の平日における1日入場チケットは370元(約6000円)、休日は499元(約8100円)だ。東京ディズニーランドのチケットは7400円で販売されていることを考えると、こちらも決して安くない。中国人の平均年収は日本の4分の1程度とも言われており、収入と比較すると驚きの価格水準であることが分かる。ただし、中国は「超」格差社会のため、高所得者にとっては受け入れられる範囲内なのかもしれない。

 日本のディズニーランドは「夢と魔法の王国」や「夢がかなう場所」と称賛され、その称賛に違わぬ世界観とサービスを提供してくれる。だからこそ多くの人が魅了されるのだ。

 果たして上海ディズニーランドも「夢」を叶えてくれる場所になるのだろうか。オープン初日からアトラクションが故障し、座席の安全バーが降りたまま解除されず、客もアトラクションから下りれなくなるというトラブルが発生したほか、中国のネット上ではマナーの悪い入場客たちがいたことを報告する声もあった。上海ディズニーランドの初日には夢ばかりでなく、中国の日常もあったようだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:(C)sh_lisong/123RF.COM)