舞台版「ハリー・ポッター」でハーマイオニー役を演じるアフリカ系女優への否定的な意見に、原作者が激怒 /「白い肌と指定したことはない」

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大人気映画「ハリー・ポッター」シリーズの初の舞台化作品、「Harry Potter and the Cursed Child(ハリー・ポッターと呪われた子供)」が、今年7月30日より、イギリスの劇場で公開されます。

「ハリー・ポッター」シリーズ第8作目となるこちらの作品は、前作から19年後が舞台。すっかり中年になったハリーたちが一体どんな活躍をみせてくれるのか、今から楽しみなのですが……。

イギリスの「The Guardian」をはじめ、「BBC News」「CNN.com」など複数の海外メディアの報道によれば、メインキャラクターであるハーマイオニー役をアフリカ系女優が演じるということに不満を訴える声が出ている、とのこと。

【ハーマイオニー役に注目が集まる】

もちろん、SNS上には好意的な意見も多く、賛否両論ある模様。「ハリー・ポッター」シリーズの原作者、J・K・ローリングさんは、自身のツイッターおよび海外メディアによるインタビューで、否定的な声に対する怒りを表明。大きく注目を集めているみたいなのよね。

【原作に、人種や肌の色に関する記載はない】

舞台版でハーマイオニー役を演じるのは、ノーマ・ドゥメズウェニさん。これまで数多くの賞を受賞してきた、実力派女優です。

「The Guardian」によると、「ハリー・ポッター」の原作には、ハーマイオニーの人種や肌の色に関する記述はないことをローリングさんが指摘しており、ツイッターでも「(ハーマイオニーの)設定は、茶色い目でくせっ毛、そしてとても賢い子。白い肌と指定したことは1度もない。私は黒い肌のハーマイオニーを愛しているわ」とコメント。

また「BBC News」のインタビューでは「ノーマに決まったと聞いたとき、大喜びした」と語っています。

【ローリングさんのコメント】

「The Guardian」によれば、ローリングさんは「The Observer」のインタビューで次のようにコメントしている模様。

「ソーシャルメディアを使ってきた経験上、おバカな人はおバカなことをするってことはわかってる。でも、なぜ批判できるの? ノーマは最高の女優だったから選ばれた。ただそれだけのことよ」

「人種差別主義の人たちから、『ハーマイオニーはショックのあまり、顔色を失った。だから彼女の肌は白くなければいけないんだ』という意見をもらったけれど、私はもう興奮しないことに決めたの。ハッキリ言うわ、ハーマイオニーは黒人女性にもなりうる存在なのよ」

【映画版に親しんできたから、多少違和感はあるけれど……】

エマ・ワトソンさん演じる映画版ハーマイオニーに長く親しんできた者にとっては、ノーマさんがこの役を演じると知った瞬間、人種差別うんぬん抜きに、多少の違和感を覚えてしまうことは予想できます。

しかし、もし人種差別という観点で否定するというのなら、異を唱えざるを得ない。記者(私)はノーマさん版ハーマイオニーを、ぜひとも観てみたいよ!

【公式インスタにはハリーやロンの姿も!】

舞台「ハリー・ポッターと呪われた子供」は、6月7日より、ロンドンのパレスシアターにて試演がスタートしています。

公式インスタグラムでその様子をとらえたショットが続々公開されているので、興味を持たれた方はさっそく、チェックしてみてくださいね。

参照元:Instagram @HarryPotterAndTheCursedChild、Twitter、The Guardian
、BBC News、CNN.com
執筆=田端あんじ (c)Pouch

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